乙嫁語りに出会う旅part13
~常盤橋と周辺ぶらり~
本編の前に我が家のプチネタ。
今日のお題は「ももた、ねぃねぃねぃ3」。
相変わらず旅読の足にかきついております。
角度を変えて撮ってるだけです。
舌がぺろりんと出とります
おやつも欲しいんかな??
閑話休題。
旅行2日目、午前10時。
これから「いのちのたび博物館」から小倉駅の方にむかうんだが。
その前に常盤橋に寄っときたいと思う。
直接的な理由は、朝イチで行った「曲里の松並木」の長崎街道の出発点だからなんだが。
実はこの旅行の計画段階ではこの時間帯に寄ろうと考えていた「若戸大橋」の代わりの橋。
「若戸大橋」の方は1962年の竣工なんで、まだ出来てから半世紀ちょっとというくらいなんだが。
既に国の重要文化財に指定されている橋でもある。
全長627m、出来た当時は東洋一!
撮影:粒あんこ様感謝です
映画に出て来た若戸大橋
このあと怪獣ドゴラの触手に破壊される
「宇宙大怪獣ドゴラ」1964©本多猪四郎/東宝
行く気は満々だったのだが、ちょっと回り道になることや、朝の渋滞に巻き込まれそうな感じのルートになりそうだったので今回はパスすることに。
またの機会を探ることにしよう。
ということで常盤橋だ。
30分ほどで現着したのだが、紫川を渡って199号線を左折出来ずに直進してしまったため、現場近くをしばらくぐるぐるしてしまうハメに。
まあ、しゃあない。
本来見る予定なかった小倉駅南側
目の前に警察車がいるんだが
再び紫川を渡る。
またぞろ左折出来なかったときのことを考え、保険のために、車から常盤橋の写真を1枚押さえておく。
奥側に見えてる木の橋です
車は渡れません
…今度は無事に左折。
車を停めて、撮影開始っ。
小倉城の前くらいまで歩き回るっていう計画もあったんだが、そこまでするとそれなりの時間もかかるんで。
実際には常盤橋周辺だけってことになりましたぁ。
ちなみに小倉城はこんなふう
撮影:KINTAROU-I様感謝です
目の前に流れるのは紫川
きちんと流れてるのがうらやましい
アユやシロウオも遡上する川だ
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橋がかけられたのは江戸時代のはじめ
小倉の町の東西をつないでいたらしい
南側から眺めてみたところ
川べりに降りれるようになってる
橋の東側正面
タワマンがぬっとそびえてる
この常盤橋は九州北部の旧街道の起点。
ここから5つの街道が放射状に伸びていっている。
そういや江戸の日本橋も5つの街道の起点になってるんだった。
真似をしてるのかもしれんな。
この常盤橋から始まってるのは、長崎街道・秋月街道・唐津街道・中津街道・門司往還。
どれが一番の主要道だったかと言えば、いろいろと考え方はあるだろうが、長崎街道が北九州では唯一脇街道に定められた道であり、交易の場としての長崎の重要度から言ってもやっぱり長崎街道っていうことになるんじゃないか。
かの伊能忠敬も、九州地方の測量をこの常盤橋から開始している。
伊能忠敬測量200年記念碑
1810年、忠敬が65歳のときだ
当時の65歳っていやあ、今の後期高齢者の範疇に入ってたと思うんで、これはもう驚くべきバイタリティー。
見習いたいもんだ。
ちなみに71歳で全部の測量を終えた忠敬は、東日本の測量の精度に不満を持ち、なんと幕府に対して測量のやり直しを申し出ている!!
もう…頭が下がる。
これは「広告塔」
1890年に建てられたものを復元
当時は広告看板なんてなかったんだろう
これは室町大橋
漁火をモチーフにした街灯が点くため
「火の橋」という別名あり
常盤橋北側からの眺め
Dのかたちの建物がおもしろいんで…
勝山橋越しにも撮ってみた
「リバーウォーク北九州」と言うらしい
「リバーウォーク北九州」は都市型の大型複合施設。
NHKロゴのおもしろ建物は、外国人の設計になる。
その右側の黒っぽいビルには「ゼンリンミュージアム」が入っている。
行きたい候補に入れてたところだ。
「リバーウォーク北九州」の全体像はこんなふう。
これが小倉城の隣にある
雰囲気的にはどうなのかなぁって感じ
撮影:@ぶらいあんと様感謝です
今日はここまで。
次回のうpは今回の続きです。