乙嫁語りに出会う旅part9
~門司港レトロで夜景見る2~
旅行初日午後5時前、北九州市門司区の海峡プラザ付近。
ライトアップの時間になるまでの時間つぶしをしている。
船だまりのぐるりを散歩してもまだ時間が余るんで妻はおみやげ物をあさりに海峡プラザの中へ。
旅読はトイレを借りに同じく店の中へ。
妻は「バナナ関係のおみやげを買いたい」とのこと。
まあ門司はバナナのたたき売りの発祥の地らしいしな。
バナナが輸入されるようになったのは明治期後期からで、台湾から持ち込まれた物が最初だそうだ。
一番最初に荷揚げされたのは神戸港らしいんだが、なんせ門司の方がより近くなもんで、以降は門司港にも大量に荷揚げされるようになった。
ひとりでに勝手に熟成していくバナナは、まだまだ青くてかったぁ~いうちに収穫され、船に積み込まれて、およそ1か月かけて日本へと運ばれてくる。
そこでムロに入れられ、店先に並べられてるような黄色いバナナになるまで、熟成させることになるんだが。
まあ今ほどに厳しく品質管理などされず、丁寧な運ばれ方もされなかったであろう昔のことなんで。
かなりくろ~くなってしまったバナナや傷もののバナナがかなりの数出て来てしまうわけなのだ。
普通なら廃棄処分するしかないバナナ。
それでもちょ~っとでも換金出来ないかっていうことで始まったのがバナナのたたき売りってことらしい。
旅読は、岡山県津山市の商店街のどん詰まりのような場所でやってたバナナのたたき売りを何回か見た覚えがある。
売り手のおっちゃんの口上の威勢のよさや、「あのセリフの合間にもっと負けてぇとか買ったぁとか口をはさむのってかなり大変そうだな」などと感じたことを今でも覚えている。
…ちょっと話は違うが。
昔は外に置いてあったバナナマンの像が今は建物の中に移されてるみたいだ。
こんなの。
これは以前の訪問時に撮ったもの
芸人さんじゃないですから…
ここのオリジナルキャラです
ついでに…。
門司区のマスコットキャラクター
特技は伸びることだそうだ
たぶん以前にも出してると思うが
顔出しパネル
大正ロマンってことなんだと思う
女の方はハイカラさんでいいんだが
男にはトンビコートを着せてほしいなぁ
…で、旅読は海峡プラザのトイレを借りたんだが。
まずトイレのあるところがさながら店の裏側って感じの雑然とした場所にあり。
男女それぞれが個室の1室ずつしかなく。
ドアにかかってる札を自分でopenからcloseにひっくり返さなくてはならないのにちょっと驚いてしまう。
基本お店の客とか向けのトイレじゃないってことなんだろうが、なんだかなぁ~。
…気を取り直して。
門司名物の焼きカレーをテイクアウト出来る店を探す。
海峡プラザだけでも数店のお店が提供はしてるみたいだが。
…ありましたっ!!
西館1階の「レトロコミュカフェ」さん。
で、さっそく注文。
出て来たのがこれ。
こんなやつ
この焼きカレー、昭和30年代くらいから始まったものらしい。
あまりかたっくるしい決まりみたいなものはなく。
カレーにチーズを乗っけて焼いてあるってだけでいいみたいだ。
なのでお店によって、さまざまな焼きカレーが存在してるらしい。
ちなみにここの焼きカレーは旅読の好みにジャストフィットだったんだが。
旅読の大好きな、やっす~い普通のレトルトカレーに味が似ていたからなんじゃないかと思う。
けしてここの焼きカレーをディスってるつもりはないんで、あしからず。
さて…そうこうしてたら、あちこちに明かりが点灯し始めたようなんで。
さっそく見に行くことにいたしませう。
旧大阪商船の方を見てみた
旧門司三井倶楽部も入れてみた
北九州市大連友好記念館の前
ブルーウイングの前
「MOJIK💗」の文字がいいね
ブルーウイングの上から
海岸通りの街路樹を見てみる
これ、何か分かります??
「門司守(もじもり)」君て名前です
門司港を見守ってる鳥なんだそうです
これは妻のiPhoneによる撮影
こっちのが明るくていい!!!!
てことで旅読も撮ってもらう
ももた君、いいお顔っ!!
…雨はあがったみたいだ。
今日の予定、これにて終了っ。