乙嫁語りに出会う旅part7

~電気通信館で学ぶ君!!3~

 

 

 

 本編の前に我が家のプチネタ。

 

 今日のお題は「ももたのコタツ基地」

 

 前にもあげたことはあるんで、今回が2回目のももたinコタツ基地。

 

 コタツん中で一人くつろぐももたです。

 

なんか用ですかぁ~っ??

 

 ちゃんちゃん。

 

 

 

 閑話休題。

 

 旅行初日夕方の「門司電気通信レトロ館」。

 

 ここでの学ぶ君も、もうはや3回目。

 

 そろそろケリをつけますね。

 

 最後は電気による通信もろもろって感じでいってみませう。

 

あまり普及しなかったテレビ電話

 

 写真のやつは1981年に製造されたものだが、一般販売用ではなく主に店頭に置かれたディスプレイ用のもの。

 

 一般販売された最初のものは1987年、ソニーから出された「みえてる」というモデル。

 

 ただし。

 

 このころは大容量の情報が送れるような高速回線ではなかったため。

 

 静止画が数秒遅れて相手の端末に表示されるっていう感じであったので。

 

 まあ、ひどく動きのノロっちいコマ送り漫画を見せられてるようなシロモノだったみたいだ。

 

 テレビ電話っていうわけじゃないがこういうのを見ると、小学校低学年のとき、岡山県津山市の博物館の入り口と出口に設置されていたビデオ通話機??を思い出す。

 

 相手の顔を見て話すってのが、なんとも気恥ずかしかったっけ。

 

 …結局のところテレビ電話専用機はあまり売れることなく、PCや携帯とかのビデオ通話出来るアプリの方が圧倒的に主流となっていること、みなさんご存知の通り。

 

こういうの、ちゃんとあるんだなぁ

そりゃあなかったらダメだよね

 

 点字電話帳は1970年から発行されてるらしい。

 

 まあ、必要な人たちからしたら遅すぎるくらいの対応だったかもしれないが。

 

 同じくらいから福祉電話機(NTTではシルバーホンと呼んでいる)も開発され始めたらしい。

 

 現在、どういう工夫がなされてるのか、一部分だけでも紹介すると。

 

 〇 音量はおろか周波数も変えて声を聞き取りやすくする。

 

 〇 骨伝導受話器。耳の後ろに当て、骨の振動で音を伝える。

 

 〇 呼気スイッチ。ストロー等を通し、息を吹きかけて操作。

 

 〇 ペダルスイッチ。足踏みやひじなどで操作。

 

 いろいろとがんばって工夫してくれてるもんだと思う。

 

糸電話で250mってすごすぎる!!

下関と門司の小学生が

関門トンネルをはさんで実験したらしい

どんな糸電話だったんだろう??

 

モールスの電信機

発明は1836年になる

 

 それまでにもいくつか電信機の試みはなされていたのだが、あまり実用的なものではなかったらしい。

 

 ちなみに日本には、あのペリーの二度目の来日時にもたらされている。

 

 このとき、ちゃんと送受信の実験も行われているんで、その場に居合わせた幕府のお偉方どもはさぞかし驚いたに違いない。

 

 いや、何が起こったのかよく分からないってやつが大半だったかもしれないな。

 

ブレゲ指字電信機っ!!!!

 

 日本最初の電信に使われた機械がこれ。

 

 送信側の針が指した文字を受信側の機械も指してくれるようになっているわけだ。

 

 モールス信号のように符号を覚えていなくっても使用できるんで便利。

 

 …だと思われたんだが、導入後3年でモールス式の電信機に取って代わられてしまっている。

 

こっからは電報について

これは電文の送信機

 

 1962年から使用されたもの。

 

 紙テープのところどころに穴をあけて電文を表現し、リールにセット。

 

 それを順に機械が読み取り、符号をシリアル変換して通信回線に送る。

 

 なかなかにめんどいな。

 

 現在は電報の事業そのものがか~な~り縮小されているのはご存知の通り。

 

 将来的にはなくなるかもしれん。

 

ショルダーホン

これがまあ携帯の元祖と言っていい

 

 車から持ち出し可能な自動車電話。

 

 かばんのような大きさだ。

 

 本体価格は当時の20万円、基本料は2万円、通話料金は1分が100円。

 

 大会社の社長とか大物政治家とかが持ってたんじゃないのかなぁ。

 

ついにいわゆる「携帯」登場

 

 ショルダーホンからたった2年後のこと。

 

 これでもまあお弁当箱並みの大きさがある。

 

 ポケットなんかにゃ絶対入らない。

 

今はなつかしポケットベル

旅読は使ったことがない

 

 無線呼び出しシステムのことを日本ではポケットベル(ポケベル)と言う。

 

 公衆サービスの開始は古くて1968年から。

 

 数桁の数字が送れるようになったおかげで言葉遊びがはやり始め、ポケベル人気に火が付いたのが1990年代前半のこと。

 

 その後は衰退していってるのだが、今後もしかしたら防災用に使われるっていう芽が残ってるやもしれん。

 

出ましたPHS!!!!

これも旅読は使ったことがない

1995年からサービス開始

 

 ピッチなんていう呼び方もあったっけ。

 

 これ、携帯と一緒だと思ってるおっさんおばはんはいっぱいいるかも。

 

 無線通信に特化した、家庭内電話のコードレス子機だ。

 

 もちろん基地局と無線でつないで電話としても使用が可能。

 

 カメラ付きやキーボードスライドなどの機能は携帯に先んじてPHSの方に付けられたらしい。

 

 現在国内においてはPHSのサービスは終了している。

 

そしてスマートフォン登場だ!!!!

 

 スマートフォンは簡単に言えばPCに匹敵する機能を持たせた携帯電話のこと。

 

 統一的な定義とかはないみたいなので、明確な線引きは出来ないのだが、おおざっぱに言って1990年代後半から出て来たもの。

 

 タブレットやスマートウォッチとの区別も画面の大きさや形でのことなので、ここらの線引きもあいまいっちゃああいまいだ。

 

 PCの機能を持ってるので、当然OSを積んでるのだが世界シェアで言えばアンドロイドが80%以上を握っており、圧倒的らしい。

 

 旅読もずっとガラケーを使い続けるつもりでいたんだが、数年前からスマホに替えましたぁ。

 

体験コーナーその1

ショルダーホンを持ってみる

当たり前だが結構重い

 

体験コーナーその2

モールス信号を打ってみる

 

体験コーナーその3

和文タイプを打ってみる

 

テレホンカード!!!!

うちにはもう残ってないかな??

 

 基本的にはもうたいした値はつかないみたいだ。

 

 下のガラスケースに入ってるディズニーのだって1枚500円くらい出せば買える。

 

 高額がついてるのは、懸賞品、限定品、何かの記念品、それに。

 

 昔のアイドルと有名なアニキャラのやつらしい。

 

 オタク御用達のアイテムか!!!!

 

 …以上。

 

 電気通信館編、これにて終わりまぁす。

 

 うん、興味が多少でもある人にとっては十分に楽しい場所だろうと思う。

 

 

 

 今日はここまで。

 

 次回のうpは今回の続きです。

 

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