全力応援!!ダイ・ガード25
~ダイ・ガードが平和を守る!!~
このブログはもう20年以上前のアニメ「地球防衛企業ダイ・ガード」(©XEBEC/テレビ東京)の再映像化に向け、そのあと押しのためのちっぽけな力にでもなればと思って書くものです。
でもまずは。
本編の前に我が家のプチネタ。
今日のお題は「ももたのボール遊び3」。
飼い主にボールを預けたももた、2mほど離れたところで、「伏せ」の姿勢で構えます。
狩猟者(ハンター)の気持ちです
ちなみに。
5分くらいは辛抱強く投げてくれるのを待ってます。
ときどき「わうっ!!!!」と小さく吠えながら。
閑話休題。
今回取り上げるのは第25話「重なりゆく思い」。
さすが最後に登場してくるだけあって、まあ実にラスボスらしいヘテロダインだ。
こいつを倒すことが出来るのは、そう、ダイ・ガードをおいて他にない。
たくさんの人のたくさんの思いを背負って、がんばれ!!
ダイ・ガード!!!!!!
巨大ヘテロダインの出現後。
別に軍は手をこまねいていたわけではない。
説明すると…
これは、ヘテロダインから無数に伸びて地上を貫いている根?をどうにかしようとして。
根っこの途中にぐるりと巻き付けるような感じで爆薬を設置しているところだ。
…だが。
確かに爆弾によって根っこを破壊することは出来るのだが、その一瞬後には複数本もの根っこが伸びて来てしまう。
数本の根っこを破壊することが、かえって根っこを数十本数百本に増やしてしまうことになるのだ。
今度のヘテロダインはとにかく増殖能力がものすごいらしい。
これはシミュレーション画面
赤の部分がヘテロダインね
安保軍が算出したその速さは…。
48時間で東京が、7日間で日本全土と中国の一部が、そして1ヶ月でなんと地球全土が覆い尽くされるほどだと言う。
ただしアニメの中では、ヘテロダインが見る見るうちにどんどん大きくなっていっているような描写はないのだが。
…で、こちらは広報2課。
ヘテロダインの周辺にテントを張り、炊き出しやら物資の配給やらを行っていた。
2課ではない人たちもいるみたいなので、21世紀警備保障の他の部署から応援に駆り出されている人たちかもしれない。
前回のブログにも書いたが、これって行政の仕事では??
まあ行政の人たちはすぐ近くのどっか別の場所で避難民の救助やら援助やらを行っているのだと思っておくことにしよう。
パトロールする青山と中原
これは逃げ遅れている人がいないかどうか、グループに分かれて街を巡回しているところ。
でもこれって行政の(以下略)。
自分たちが守ろうとしてきた、街の人々の当たり前の平和な生活。
それがあっけなく壊されてしまったこの現実。
自分たちの無力さに落胆しながらも励まし合い、がんばって前を向こうとする2課の課員たち。
…一方。
こちらは軍の参謀本部。
彼らはヘテロダインを見てはいてもヘテロダインに蹂躙された街や人々は見えていないらしい。
絶対に安全な場所に身を置く彼らにとって、一番気になるのは自分たちの地位やプライド。
彼らは自分たち自身ではOE兵器(核ではないんだが、まあ核と同様だと思ってもらったらいい禁忌の兵器)の名前を全然出さず、作戦失敗が続き、もう後がないと言っていい毒島少佐にあえて「OE兵器の使用を進言します」と言わせるように話を持っていく。
これはもしもの場合はOE兵器を使用した責任をすべて毒島一人におっかぶせようとするためだ。
毒島はロクなやつじゃあないんだが、真のロクデナシは軍の上層部のこいつらだ。
OE兵器の使用を進言します
幕僚本部大佐の仁科は一人OE兵器の使用に反対するも賛同者はなし。
こいつらダメだ。
参謀本部からはOE兵器の使用の提案が政府の中枢にすぐに伝えられ、閣僚会議にて検討される流れになる。
このまま他に何も打つ手がなければ、OE兵器の使用やむなし、という結論になるに違いない。
東京は焼け野原になるのか。
希望は…。
天才百目鬼、大発見!!
今回のヘテロダインは超高空にあって、何層にも分かれてるような構造をしてるうえ、オリジナルノット(ヘテロダインの弱点)を擬装するようなことまでやってのけるので。
なかなかオリジナルノットのある部分を特定することが出来なかったのだが、それをとうとう突き止めることが出来たらしい。
あとは…。
なんとかヘテロダインのいるところまでダイ・ガードを運ぶことが出来れば。
これは大杉課長のドアップ
大杉「すぐ参謀本部に連絡を取ってくれ、コクボウガー(ちなみに既に修理は完了している)の輸送機をお貸しくださいとね」
だが…。
「コクボウガー関連については軍の最高機密になる、民間に貸し出すことなど出来るハズがない」と毒島にすげなく断られる。
その場にいた城田は「それならコクボウガーだけでも出動を」と粘るが、「軍の作戦は既に決まっている」と切り捨てられてしまう。
こぶしを震わせる城田。
男城田、どこへゆく
佐伯「先輩、どちらへ」
城田「赤木たちは命がけで戦おうとしている、彼らの支援をする者が必要だ」
佐伯「しかし、そんなことをしたら先輩はっ」
城田「後は頼んだぞ、佐伯」
かっこいいぞ、城田。
グレーのおっさんは飯塚
赤木の大学時代の恩師であり
コクボウガーのパイロットでもある
城田「コクボウガーの発進は私が許可する」
飯塚「許可…あなたが…??」
城田「いえ、命令します、コクボウガー及び輸送機をダイ・ガードに貸与することを」
飯塚「一人で責任を負うつもりですか」
城田「赤木たちが待っています、急いでください」
そして…。
歴史は繰り返す(第2話参照)
入江「ねえ谷川ちゃん」
谷川「赤味噌と醤油どこですかぁ」
入江「谷川ちゃん、ちょっと」
谷川「だ~からぁ~、うん??」
二人の視線の先には…安保軍の輸送機2機。
みんなが色めき立ち、21世紀警備保障の社歌が高らかに響く。
そして内閣緊急危機管理委員会に出席していた大河内社長は「立場や職種を超えて平和を守ろうとがんばっている者たちがいる、我々は彼らの戦いを無意味なものにしてはならない」と熱弁をふるう。
その効果はあったらしく…。
ダイ・ガードとコクボウガーが軍の輸送機で出撃するところまではオッケーがもらえたみたいだ。
ただし3時間というタイムリミットがあり、3時間を過ぎればOE兵器の使用に踏み切る、ということらしい。
そして…。
みんなに見送られての、決意の出撃。
ヘテロダインの上から降下し、てっぺんに着地、中央の部分から中へ侵入していこうとするのだが。
無数の巨大なトゲが下から飛び出してきて、邪魔をする。
無数のトゲが邪魔をする
一筋縄ではいかないな。
ダイ・ガードはひたすらパンチ、コクボウガーはバルカン砲を打ったりしてトゲを片っ端から叩き壊していくのだが。
…というところで、最終話に続きます。
今日はここまで。
次回もダイ・ガードのアニメレビューの続きです。
残るはあと1回、次が最終回です。