旅スポット紹介64
~鳥取博物館で粘菌ざんまい~
本編の前に我が家のプチネタ。
今日のお題は「ももた、シャワーする2」。
シャワーが苦手なももた。
濡れネズミになってるとこを激写です。
た、た、たひけてぇ~!!!!
あとでおやつでもあげるけん。
もうちびっとがんばりんさい。
閑話休題。
今回ご紹介するのは「鳥取県立博物館」。
鳥取県鳥取市にあります。
ここは、はるか昔。
岡山県北に住んでた中学生時分の旅読が、一人だけでJRの姫新線・因美線を乗り継いでわざわざ見学に行ったところ。
それはもうホントに博物館に行くだけの日帰り一人旅。
…だったんだが、とにかく一人旅のワクワク感がたまらなかったことだけは今でもしっかり覚えている。
博物館の展示物とかの具体的な記憶はなんも残っていないのだが。
でもって今回。
「こんにちは変形菌!」の企画展が開かれるっていうんで。
はるばる愛媛県から再び訪れてみようかっていうことに(現在はやってません)。
何年振りかというのはナイショだ。
博物館入口
すぐ裏手が鳥取城になっている
お城にあることって多いよな
で、これが今回の目玉
「こんにちは変形菌!」の企画展
これ、変形菌とか粘菌とか言われるやつなんだが。
皆さん、知ってますか?
最近こいつに関連する書籍なんかがよく出されてるんで、たぶん世間のごく一部では密かなブームになってるんだと思うんだが。
「これカビだろ?」と思ったアナタ。
全然違います。
このポスターに載ってる変形菌の姿は「子実体」と呼ばれるもので、なるほどカビに見た目そっくりではあるんだが。
これは変形菌が成長しきって、活動を停止した最後の姿なんである。
こいつになる前段階「変形体」のときの変形菌は、原形質流動によってなんとアメーバのように好き勝手に動き回ることが出来る!!
おもしろいでしょう?
しかも「子実体」の色や姿には、ハッとするほどきれいなものがあったり、「何だこりゃ」のようなヘンテコなかたちをしてるものがあったりする。
こりゃあ見てみなきゃでしょう?
入口の巨大モニュメント
ジクホコリという名前です
実際の大きさは2㎜くらい
ムラサキホコリ
腐った木に発生、大きさ1㎝
ツヤエリホコリ
腐った木に発生、大きさ2㎜
クモノスホコリ
針葉樹の腐木に発生、大きさ3㎜
アオウツボホコリ
実物はもっと鮮やかな青色らしい
腐った木に発生。大きさ5㎜
ケホコリ
腐った木に発生、大きさ3㎜
ヘビヌカホコリ
腐った木に発生、網目状に広がる
ヒメカタホコリ
落ち葉に発生、大きさ2㎜
アカモジホコリ
落ち葉などに発生、大きさ2㎜
ルリホコリ
腐った木に発生、大きさ2㎜
ほか、いろんな変形菌さん1
ほか、いろんな変形菌さん2
なんと変形菌のコスプレが出来る、ってんで恥ずかしげもなくやってみました。
確か被り物を3種類ぐらいから選べたと思うんだが、旅読はその中から「サカズキホコリ」を選択。
館員のお姉さんにシャッターを押してもらいました。
うん、こういう時こそ旅の恥はかき捨てじゃい!!
別人28号です、やっぱハズカスィ~
あとは心に残った展示をパラパラ載せときます。
企画展以外のとこもおもしろかったよ!!!!
ウスキキヌガサタケの標本
何回か見かけたことはあるが…
おもしろキノコ各種
ダイオウイカ液浸標本
こいつはさほどおっきくない
エビ・カニの乾燥標本
旅読も少しだけ作ってる
真ん中左の細っちいのはユウレイイカ
深海にすむやつだ
各種魚のはく製標本
こんなのが手軽に作れたらなぁ~
マンボウさん好き!!!!
真ん中やや上「ニホンモモンガ」
生体でお目にかかりたいっ
旅読は小さい頃から、基本「博物館にず~っと居座れる子」。
なのでしっかりと楽しませてもらいましたぁ。
また魅力ある企画展をやってもらえたら見に行きたい。
なお、今回の参考文献は。
「世にも美しい変形菌」(川上新一監修/文一総合出版 /2022年)でした。
自分でも変形菌のひとつやふたつはぜひぜひ見つけたいもんだ。
今日はここまで。
再開した旅日記sp「旅スポット紹介」シリーズ。
もうすこ~し続けたいと思いますっ。