思いついたらドラマ日和29

~今さら氷菓を評価する15~

 

 

 

 本編の前に我が家のプチネタ。

 

 今日のお題は「ももたの新しいおやつ4」

 

 前回の続きでこれが最終。

 

 やっとこ念願のおやつをゲットです。

 

何これ、うまいやん!!!!

 

 ももたの嗜好に合ってたようで、喜んで食べてました。

 

 

 

 閑話休題。

 

 アニメ「氷菓」(©米澤穂信/神山高校古典部OB会)のレビューの続き。

 

 今回取り上げるのは第15話「十文字事件」

 

 いろんな部活からささいなものばかり盗んでいくという、奇っ怪な事件だ。

 

 一体どのように解決されるんだろうか???

 

 

 

 文化祭2日目のお昼どき。

 

 部室で一人、姉貴が珍しく作ってくれたお弁当を食べている折木。

 

 そこにあとの三人が帰って来る。

 

 「ワイルド・ファイア」で優勝したこともあり、若干の達成感をにおわせながら。

 

 千反田は折木の前に行き、まず料理大会での折木のアシストに感謝したあと。

 

 当然のごとく例の事件について語り始める。

 

 そしてさく裂する「わたし、気になります」。

 

当然の流れです

 

 折木は、自分たちはそんな事件の解決に取り組むより先にやらないといけないこと(文集『氷菓』を売りさばくことね)があるだろうが、と言って抵抗するのだが。

 

 「その『氷菓』を売るために、自分たちでこの事件を解決して名前を売るといいんじゃないか」と言う福部といつも通り強引に迫る千反田によって、いつものようになし崩し的に探偵役をやることになってしまう。

 

 とりあえずこれまでの経緯をみんなから聞く折木。

 

 ぽつっと「盗まれているのはアカペラ部、囲碁部、占い研、お料理研かぁ…」とつぶやく。

 

 途端にハッとなる福部と伊原。

 

 福部は携帯で話し始め、伊原は文化祭パンフレットを見て、部活の名前を調べ始める。

 

 千反田は何?何?なんなの?という感じで、ちょっと取り残されている。

 

やることがてきぱきしてる

以心伝心てとこですか

 

 そして…。

 

 伊原「えのつく部活は映研に園芸部、演劇部、SF部ね」

 

 福部「その園芸部からは水鉄砲が盗まれたらしいぞ」

 

 折木以外のメンバーも何気に頭の回転速い!!

 

 ここで今までの情報を整理する。

 

 被害にあった部活の名前と盗まれた物をリストアップしてみよう。

 

 〇 アカペラ部…アップルジュース

 〇 囲碁部…碁石つまり石(いし)

 〇 占い研究会…「運命の輪」のカード

 〇 園芸部…AK(エーケー)の水鉄砲

 〇 お料理研究会…おたま

 

 ちなみにAKってのはロシア製の有名なアサルトライフルの名前。

 

 要するに「あいうえお」の部活から「あいうえお」の品物が順に盗まれていっているらしいのだ。

 

 ここで折木から指摘。

 

 犯人の名前らしき「十文字(じゅうもじ)」はたぶん「あいうえおかきくけこ」の十文字を指していると考えられる。

 

 ということは犯人が最後に狙うのは「こ」のつく部活だってことだから。

 

 「古典部」はまさに最後のターゲットになるんじゃないか。

 

 色めき立つ三人。

 

 千反田はこのことをネタとして壁新聞部に売り込みに出かけ。

 

 独自に捜査活動をしたい様子の福部も出て行って。

 

 二人が出て行くのを待っていたらしい伊原は、どうやらこの件の参考になりそうなクリスティーの「ABC殺人事件」のネタについて折木に教えたあと、かる~い調子で「小麦粉ありがとね」とお礼を言う。

 

 ツンデレか。

 

 そして小麦粉の見返りを催促する折木に手鏡を渡して、漫研の方に戻っていったのでありました。

 

わらしべプロトコルだから…ね

なんかちょ~だいっ

 

 壁新聞部にネタを売り込みにいった千反田。

 

 昨日、女帝の入須に聞いた手管を使い(全く使えてないが)、上手に交渉しようとがんばるのだが。

 

相手を物陰に引き込んで話す

入須はなんてことを教えるんだ

 

 やはりもともと人に取り入ったりするのは彼女の性に合ってないようだ。

 

 交渉を断念する千反田。

 

 ちなみに壁新聞部はちょうどカッターナイフが盗まれたことで大騒ぎになっていたところだった。

 

 廊下で千反田にぶつかりそうになり、そのことを伝え聞いた福部は。

 

 次に狙われるであろう「き」のつく部活、奇術部の公演を見に出かける。

 

 犯人の「十文字」を現場で取り押さえようという考えだ。

 

奇術部の公演

左右のろうそくの本数に注意

 

 なぜか生徒会長や入須などそうそうたるメンバーが見守る中。

 

 奇術部の公演が始まるのだが…

 

 なんと公演の始まる前に「キャンドル」が1本、もう既に盗まれてしまっているではないか。

 

 歯噛みして悔しがる福部。

 

 一方、漫研に戻った伊原。

 

 河内先輩の派閥の子たちに「見つからなかったなんて嘘でしょ」「つまんなくて見せられなかったのでは」「『夕べには骸に』なんて漫画ないんじゃないの」と言われ放題。

 

 いたたまれなくなって、外の空気を吸いに空中渡り廊下の方に出て行く。

 

 そこに、これまでずっと部内の争いに関わろうとせず、見てるだけの態度だった部長の湯浅がやって来る。

 

彼女なりに伊原を心配してるのか

 

 この部長の湯浅って人、何か深~い考えでもあるのか、それとも単に人と争いたくないだけなのか、その辺はちっとも分からない。

 

 だがとにかく湯浅の話から、河内とは友達であること、二人とも『夕べには骸に』をよく知ってること、原作は河内の友達の安城という生徒だがもう転校してしまっていること、作画などの担当は別にいること、などが分かる。

 

 …そんなこんなで文化祭2日目が終わり。

 

 古典部部室に集まる四人。

 

 千反田は文集の売れ行きが好調であること、壁新聞の最新号に十文字事件のことが取り上げられ、どうやら最終のターゲットは古典部か工作部になりそうだと書いてあること、などを報告する。

 

張り出された壁新聞部の号外

文化祭中は2時間ごとに出すんだと

かなりスゴイことだと思う

 

 工作部なんてのもあるのかぁ。

 

 …女子二人には疲れの色が見える。

 

 心も体もかなりお疲れの伊原は話すのもめんどそう。

 

 千反田の方は表面上取り繕ってはいるが、折木には見破られてしまっているみたいだ。

 

 そして解散。

 

 それぞれに2日目の夜を過ごす。

 

 伊原は二番目の推しである『ボディトーク』という同人誌を感心して眺め。

 

 福部はなんとか自分で怪盗・十文字を捕まえてやると一人で意気込み。

 

 折木は神校生徒会がやっているwebページを何やらチェックし。

 

 千反田はぬいぐるみを抱っこしながら今日一日の疲れを癒そうとしていたのでありました。

 

まあ、癒されたい日はあるよね

 

 おまけをひとつ。

 

 第12話からオープニングとエンディングが変わってるんですが。

 

 旅読的には軽快で楽しいエンディングがオススメです。

 

 作画も結構凝られてると思います。

 

 歌は千反田と伊原の声優の人。

 

 ただアニメでの演技の声とはちょっと違ってるので、それぞれあんまり千反田っぽく伊原っぽくはありません。

 

犯人タイホっ!!いえいっ!!

 

 

 

 今日はここまで。

 

 次回のupも今日の続きになる予定です。

 

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