愛知・岐阜3泊4日の旅part18

~小ぶりの水族館好き!~

 

 

 

 「ミツカンミュージアム」を出て、来たときとは反対に東側から回って駐車場に戻ろうとする。

 

 目の前にそれほど大きくない川が…。

 

 「あ、これ。これが半田運河じゃないん?」と妻。

 

 「ミツカンミュージアム」に行く道々、「半田運河」の道路標示を見ていたので、実物をいち早く発見したのがとてもうれしそうだ。

 

 「半田運河」というのは、半田市内を流れる十ヶ川(じゅっかがわ)の下流部を、当時から盛んだった酒や酢などの醸造業のための輸送路として活用すべく、17世紀後半から人の手によって開削して作った運河のこと。

 

 手がけたのは尾張藩ということになるのかな?

 

 ミツカンの創業より百年以上前から「半田運河」はできあがっていたのだな。

 

 十ヶ川全体が半田運河なのか、それとも一部だけが半田運河なのかよく分からないが、というのはもともと十ヶ川自体が阿久比川(あぐいがわ)という川の排水路として開発されたものだからかな?

 

 阿久比川の、下流部で大きく東にくいっと折れ曲がっている部分からほぼまっすぐ海を目指して流れてるのが十ヶ川であるのが地図を見ればよく分かる。

 

 「ミツカンミュージアム」の周囲はまさに「半田運河」らしいところ。

 

 幅30メートルくらいの灰緑色の川。水鳥の群れ。川辺の柳や街灯。ちょっとおしゃれに作ってある手すりとか橋。何人かの釣り人(釣れてなかった)。

 

 …そして川を挟んで黒い塀の建物が並んでいる。

 

 予定にはなかったのだが、しばらく妻とももたと三人でそこいらを歩く。

 

 新婚のように見えるカップルとすれ違う。

 

 こういう夫婦連れがももたに反応するとき、大体は女の方が「わあ、カワ(・∀・)イイ!!」などと言って騒ぎ、男の方はそれを微笑ましく?見つめている…感じのことが多いのだが、今回の場合は二人して「かわいい!かわいい!」とほめてくれている。

 

 うん、こいつらなかなか性格のいいやつらだ(勝手にそう認定)。

 

運河に出るところ

 

黒壁の工場?が続く

 

水浴びするカモ?

ヒドリガモかも?

 

 鳥の仲間については詳しくないんで、全然自信がもてません。

 

 時刻は午後1時半。

 

 事前に立てた予定では、次に行くところが今日最後の観光場所になってしまう!

 

 旅読の旅はちょっとせわしなさ過ぎる!

 

 ちゃっちゃちゃっちゃと進み過ぎるんで、もっと一か所一か所を味わって回るようにせんといかん。

 

 いかんのだが…なんでか駆け足観光になってしまうんよなぁ~。

 

 次に向かうのは「碧南海浜水族館」

 

 車で20分もかからない距離。

 

 「衣浦トンネル」なんていう有料の沈埋式のちんまい海底トンネル(方言を使ったシャレ分かります?)を通り抜ける。

 

 碧南市の臨海工業地帯みたいなところが広がっていて、一部がかなり広い公園になっている。

 

 「碧南海浜水族館」はその中の一角にある。

 

 あんまり大きな水族館じゃないのだが、こういうとこは大好きだ。

 

 小さな水族館て、たいていはあんまり人がいないのでゆっくりと眺められるというのがまず最大の理由で。

 

 規模が小さいなりに工夫して楽しませようという感じの場所が多いことがそれに次ぐ理由だな。

 

 あ、あと忘れちゃいけない入館料の方もずう~っとリーズナブルであります。

 

 ここの場合はJAF割がきいて400円なり。

 

 では行ってみよう。

 

 妻にはももたと一緒に留守番しながら、このあとの予定を考えていてもらうことにする。

 

水族館の前です

 

世界一周ヨット・ボヘミアン2

Web上で航海記が読めます

 

リュウグウノツカイ標本

見かけたら写真撮ってる

 

岩が三つ…ではない

オニダルマオコゼ!

 

ネコギギ絶滅危惧ⅠB類だそう

ギギは子供の頃に見たけど

 

チンアナゴです

なんか工事的なことをしてた

 

暗いけどドラゴンズベビー

日本でここだけの展示らしい

(フラッシュはたいてません)

 

ネズミフグとハリセンボン

栗のイガも飾られてる

 

ここは科学館

水族館の一部です

 

 ちなみにビオトープも併設されてるのだが、晩秋の季節でもあり、生き物の動きも不活発になる時期なのでそちらはパス。

 

 うん、ちゃんと値段ぶん満足した感がある。

 

 今日はここまで。続きは次回のupで。

 

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