「山ぶどう」は素晴らしい! | 辰巳琢郎オフィシャルブログ「道草日記ーTakuro’s Michikusa Daysー」by Ameba

「山ぶどう」は素晴らしい!

2010年から、毎年この時期に岩手県を訪れています。「山ぶどう」関連のイベントのゲストとして、必ずお声がかかるから。そう僕は、自他共に認める「山ぶどう」の愛好家であり、自称応援団長なのです。


第5回目の今年は、葛巻町と久慈市に跨がる『平庭高原』が舞台。講演会やらトークショー、収穫体験など盛り沢山な内容でした。ポリフェノールが、赤ワイン用の葡萄の6倍以上含まれている「山ぶどう」。日本一の産地である岩手県では、昔から栄養ドリンクとして普通に飲まれてきました。地元の小学生も、栽培や収穫を手伝っています。いい教育ですよね。



世界遺産『白神山地』でも沢山見かけましたが、「山ぶどう」は、太古から日本列島に自生していた植物です。縄文人達も、もちろん食べていましたし、発酵したものを飲んでいたという、有力な学説もあります。そう、1万年の昔、人類で最初にワインを飲んでいたのは、実は日本人だったのです。こんな風に考えると、ワインがより身近になり、楽しくなりませんか?



北三陸は野田村の宿泊施設『えぼし荘』の支配人、東北地方では数少ないシニアソムリエである坂下さんと、「山ぶどう」やその交配品種のワインを精力的に手掛ける『くずまきワイン』の鳩岡さん。「山ぶどう」の普及に取り組む、言わば同志達です。


実は、僕がプロデュースしたロゼスパークリングワイン『今様』も、ここ岩手県の「山ぶどう」を使っています。まだお飲みになっていない皆さん、是非お試しくださいね!