コソボの京都 | 辰巳琢郎オフィシャルブログ「道草日記ーTakuro’s Michikusa Daysー」by Ameba

コソボの京都

こちらは、コソボの古都、プリズレン。可愛い街でした。



コソボ紛争は、簡単に言うと、セルビアから独立したいコソボ自治州と、させたくないセルビアとの戦争です。この街は、セルビア人も沢山住んでいた、セルビアにとっては京都のような存在。でも今は、イスラム教徒であるアルバニア人の街になっています。ご覧のように、街の真ん中にはモスクが…



日本では、どうしてもアメリカ寄りの報道になってしまいますから、セルビアは鬼畜だという印象を持ってしまいがちです。でも、セルビア人の気持ちもわからなくはないですよね。スコットランドが独立出来なかったニュースが入りましたが、ただただ内戦にならなくて良かった。ユーゴ紛争の経験が、生きているのでしょう。

この建物は、元教会とのこと。看板をよく見てください。ミニスカートは駄目! 銃は駄目! と、この国の現実が良く表れています。



プリズレンは、これから観光地として、どんどん発展していくと思います。なかなかいいレストランもありましたし、コソボワインも悪くありませんよ。