心地よい疲労の中で…

今日は一日、家にいました。一歩も外に出ず。こんなの何年ぶりでしょう？

さすがに疲れました。１月５日の顔合わせから、ちょうど丸１ヶ月、サイモン・ヘンチでした。今日、舞台に立たなくてもいいことが、台詞を喋らなくてもいいことが、何だか不思議です。と言いながら、お風呂の中でぶつぶつ呟いていましたっけ。そして、新しい表現方法を思いついたのに、もう試す場所がありません。この空しさがまた、生の舞台の魅力でもあるのでしょう。

今回は、800人を超える方々に、うちの事務所『タクスオフィス』が直接お席をご用意させて頂きました。沢山の懐かしい顔も拝見出来ました。これもまた、舞台のいいところです。

皆さん、励ましやお心遣い、本当にありがとうございました。そして、今回見に来られなかったあなた、次回は是非、足をお運び下さいね。

画像は、千秋楽の前の日の昼夜の間に、スペース･ゼロの舞台から客席を撮影したもの。持っているのは今回の大切な小道具、『パルジファル』のＬＰです。