くちづけ

昨夜は、新宿の『シアター・サンモール』で『東京セレソンデラックス』の久々の新作『くちづけ』を見て来ました。

お世辞抜きに、本当に素晴らしかったです。知的障碍者のグループホームが舞台の作品ですが、笑って泣いて考えさせられる、よく練られたお芝居。役者陣もみんな填まっていて、素晴らしいアンサンブルでした。

作・演出・主演というのは、基本的には認めたくないスタイルなんですが、認めざるをえない…「宅間孝行さん、参りました」って感じ。やっぱり「判りやすさ」というのは、一番大切だと思います。いえ、その前に「志」かなぁ…

内容は詳しく書けませんが、『ファッショナブル』と相通ずるところもあり、ホント必見ですよ。

東京公演は８月１日まで。９月から10月にかけて、大阪、名古屋、札幌と回りますので、是非！

そして…

今日は、『六本木男声合唱団』の公演『最後の手紙』のオケリハ、つまりオーケストラと一緒のリハーサルでした。今回僕は、演出を任され四苦八苦。第二次世界大戦で亡くなった方々の遺書を合唱曲にした、三枝成彰先生渾身の大曲の「世界初演」です。明日(もう今日ですが)７時、於サントリーホール。とは言っても、チケットは完売。申し訳ありません。