熊川哲也君のロミオ
一昨日ですが、オーチャードホールで『Kバレエ』の『ロミオとジュリエット』を見て来ました。
哲也君とは、もう12~3年の付き合いになりますが、ひょっとしたら、いろんな意味で、今回の作品が今までで一番良かったんじゃないでしょうか。
彼も、もう37歳(ビックリ!です)なので、今さらロミオでもないだろう…と思っていたんですが、ナンノナンノ、怪我をする前より、若返った感じさえしました。
原因の一つはジュリエットでしょう。ブラジル出身のロベルタ・マルケス。可愛いんです。まさにジュリエットそのもの。哲也君もぞっこんのようで、本当に素晴らしいコンビでした。これからこの二人は、新しい伝説を作って行くんじゃないか、そんな予感さえ感じさせてくれました。
演出も「手練れ」の域に入って来ましたねぇ。今までは、どのバレエを見ても、どこか言葉のないもどかしさがあったものですが、今回のバルコニーのシーンなど、そんなことを微塵も感じさせません。科白以上にいろんな感情が伝わって来る、うっとりするシーンになっていました。
終演後の舞台裏は、大勢の関係者が溢れていましたので、写メは遠慮。パンフレットの写真を無断で拝借しました。悪しからず…
まだ、ご覧になっていない方、予定してなかった方、是非チケットをゲットして下さい。見逃せない公演ですよ!