初 Zoomセミナー | 1級技能士・成田の印刷技術

1級技能士・成田の印刷技術

1級技能士・成田が、オフセット印刷技術を解説します~。

コロナの時代ですから、人を集めてのセミナーが出来ませんので、

昨日の午後、初めて、Zoom でセミナーをさせて頂いたんですよ~。

Zoom なんですが、短時間なセミナーなので、視聴して下さってる

皆さんの画像や音声は、全てOFFの状態だったんですよね…。

 

これねぇ、やっぱり寂しいですわ~。いつもは、皆さんが居る目の前で

しゃべらさせて頂いてるワケじゃないですか。皆さんの顔も見えてるし、

皆さんのリアクションも、全て考慮しながら話を進める事が出来ます。

 

誰も居ない所で、カメラだけに向かって、しゃべるのって、何だかねぇ、

延々と、独り言を言っているようで、本当に寂しいですよ~(笑)。

 

 

 

 

ずい分、昔の話ですが、一応、元役者で、舞台にもテレビにも出てたん

ですが、私は圧倒的に舞台の方が好きでした。お客さんの反応がね、

ダイレクトに聞こえますから、演じててもメッチャ楽しいんですよね。

 

それに比べて、テレビって、お客さんの反応が分からないし、目の前に

有るのは、無機質なテレビカメラと、コワモテなディレクターさんとか、

カメラさんとか、音声さんとかなんですよ。なんかね、そんな人達の為に

演技をしてる様な錯覚に陥ってしまって、本当に好きじゃなっかった~。

 

あとね、テレビって、「ハイ!NG!撮り直しです!」ってのが有るんですよ。

誰かがセリフを間違えたとか、段取りを間違えたりすると、即NGが掛かって

そのシーンを最初っから撮り直すんですわ。これ、ナマの舞台じゃ出来ない

ことですよね。誰かがセリフを間違えても、それを補って、何事も無かったか

の様に進めて行かなければ成りません。私はその緊張感が大好きでした。

 

あとテレビってね、そのシーン毎に、まとめて撮って行くんですわ。例えばね、

断崖絶壁でのシーンが、物語の最初と中間と最後に有ったら、その三つの

シーンを、同じ場所で続けて撮ってしまうんですよ。これね、芝居する方は

ケッコウ大変です。最初と中間と最後なんですから、物語の流れとか様々な

シチュエーションとかが違うじゃないですか。その流れを寸断して撮影して

行くので、どんなテンションで演技してイイのか、分からなく成ってしまう~。

 

・・・まぁねぇ、そんな事を言ってるから、プロの役者には成れなかったんです

けどね(笑)。まぁ芝居にしても、セミナーにしても、私はやっぱり、皆さんの

前で、皆さんの顔を見ながら進めて行きたいなぁ。早くコロナが終息する事を

心から祈るばかりですわ~。