平成もあと半年で終わろうとしています。

皆さんのハートには何が残っていますか?

昭和から平成に変わっても、この番組だけは変わらなかった。

「水戸黄門」

勧善懲悪で安心感の持った時代劇でした。私も大好きでした。

ところが、平成三年の冬から春にかけて、日本を震撼させるドラマが台頭してきました。

「東京ラブストーリー」

甲高い可愛らしい声でハレンチな事もサラリと言いのけてしまう・・・このキャラクターに日本中が、 震撼しました。新しい時代の到来を感じさせました。

勧善懲悪の「水戸黄門」を見終わり、中々煮え切らない人間ドラマを描いた「東京ラブストーリー」

を見ていた私・・・。東京ラブストーリーで主人公たちがピンチになった時に、風車の弥七が飛んで、来たら一件落着なのに・・・なんて、時空を超えて水戸老公の一行が万事解決してくれたら、ハッピーエンドで、ナレーターの芥川隆行さんの名調子で「大江戸の色恋模様も万事解決、水戸老公の一行・・・黄昏色に染まった江戸の街にリカもカンチも涙して、幸せ誓うのであった」なんて済むのに

そうは、いかぬ平成時代でした。

「本日の御白洲は、これまで・・・一同立場せい!」

ところが、日本経済は「バブル経済崩壊」が到来していたのだ。

 

平成三年の視聴率トップ3になったのは、「水戸黄門」「東京ラブストーリー」「大岡越前」でした。