Digital Music Corp(Voodoo Lab) GCXとは | 誰もトクしないブログ

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さて前回に引き続きラック化の説明をします。

今日はラック側のセッティングですね。
まず必要なもの


ラック
これがないと始まらないので中古で比較的安いものを選びました。昔のようなラックブームは過ぎ去ってるのでかなりやすかったです。
8Uで確か4,000円程
僕は大きいエフェクターが多いのでトレイ(引き出し)が2つ必要だろうと思ったのとあまり高さがあっても困るので8Uにしました。

もちろん10U、12Uの方が取り付けなんかは楽だと思いますが今度はパッチケーブルも長めにとらないといけないなど弊害も出てきます。

トレイ
引き出しのことですね。
良く雑誌でプロの機材の引き出しを出してエフェクター類の確認をしてるじゃないですか。
あれです。

機材の止めネジ
意外と大事でラックについてることもありますが少なかったりしたら買い足さないといけません。
機材側、トレイ側には付いてないことも多いと思います。


付けてみた感じがこちら


これだけでちょっとプロっぽい笑

各ラックの固定は正面と裏両方にネジで止めてます。GCXは奥行きが短いので正面だけ固定ですね。

そして早速GCXの解説をしていきましょう。


前回と同じ写真です。

正面


左から電源とインプットが二つ
見えにくいですが右半分は各ループが選択された時に光るLEDです。

そして裏面


一見複雑ですがよく見ると凄くアナログなんです。
逆さまにですが左から電源ケーブル用の端子、MIDIのイン/アウト、ギターのアウトが2つ、あとはループです。

このループが問題でこちらの図を見てください


色分けしてくくったところが一つのループです。
右からIn、Send、Return、Outとなってます。

つまりInにギター信号が入ってOutからでいく。その間のS/R内のエフェクターを繋いでコントローラーでオンオフをするんですね。

信号がOutから出ていってしまうので次のループに繋いでやらないといけない。

なのでとなりのループのInとOutを全て繋がないといけないんです。



パッチケーブルどんだけ使わせるんだと。
ここら辺がアナログなんですよね。
スイッチャーを使うのに結構配線としてはその分長くなります笑
まぁ古い機材なんでしょうがないです。安かったし。

全部で8ループあります。
全部使うんであればループを繋ぐだけでパッチケーブルは7本とギターアウトからループ1にも繋ぐ必要があるので合計8本必要です。

パッチケーブル地獄ですね。

もちろん各ループにエフェクターを入れるので1つのループにSend/Returnで2本ずつ必要。
8ループで16本必要です。

全部で最低24本必要になります。
まぁ後日話しますがこれはまだ序の口です笑

さすがに経済的に考えてソルダーレスで準備しましょう。


脱線しますがソルダーレスのケーブルはだいたい端子が10〜12本付いてますよね。




1セット買って5〜6本作れるわけです。

しかしこのルーパーは最低24本必要なんです。

5セットです。
さっき言った通りまだ序の口です笑

こんなにお金もかかって運搬性も悪いラック化なんて流行るわけがない!

でもやります。やりました。


電源を入れた感じ


エフェクターを変えてみたり…



とりあえずセッティングは完了です。

次回はコントローラ部分の話かラック内部の配線の注意点かどちらかを書いてみたいと思います。