good-byまかないSun | 樹-たつき-珈琲のブログ

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タイトル通り日曜日の営業が9月いっぱいなので最終日たる本日、最後の日曜まかないさんとなってしまいました…
なんだかそう思うと、いつもそつなく書いているこのブログも、書くのが責任重大で若干の緊張があります。
ですが気負わずいつも通り書かさせて頂きます。

さておき、本日のまかないさんは、東坡肉(トンポウロウ)とタマゴの中華風サンドウィッチです!
そもそもサンドウィッチとホットドッグ、最後にどちらを食べるか!?という脳内会議は苛烈を極めました。
ホットドッグ党はチーズがたっぷりのっているんだぞ〜!!
アンチョビタマネギだぞ〜!!
と必死の抵抗でしたが
サンドウィッチ党の呟いた、たった一言により状況は一変しました。
「最近トンポウロウ食べてない」
この一言です、たったこれだけです。
ですが、これで全てです!
皆さん知っていますか?トンポウロウ!
僕はここに勤めるまで知らなかったです。
そしてトンポウロウを目にするたび毎度思うのです。
なんて名前と味が一致している素晴らしいお肉なのだろうか!

ここで説明のために少し話を脱線致しまして。
長田が無知だった頃の話から始まります。
いえ、なに、現在も十分無知なのですが、今よりも無知、無知の知すら無い、無知の無知たる時の話です。
[名は体を表す]この固定概念に縛られた、ある日のこと
少し小洒落たお店に友人と食事しに行った時のことです。
僕はバーニャカウダなる物に目が止まり
(「これはあれだ、クラムチャウダー的な何かだ、クリーミーな奴が出てくるやつだ」)
と思い頼んだものの、新鮮な野菜が出て来て、その瞬間、自分の無知、及びなぜ野菜がこんなカッコいい名前をしているのか…と憤怒しました。

回想終わり。

このように初めてトンポウロウをこのお店で食べる時に、どのようなお肉が出てくるのだろう?と期待の眼差し。
ここでもし
パストラミハムのようなスパイシーな感じで出てきても
ビーフジャーキーのように乾いた感じのが出てきてもガッカリの一言に終わるのですが
意外も意外、自分の思い描いたトンポウロウなるものと相違なかったのです!!

ふっくらとしたお肉はトロトロに柔らかく味はまろやか、まさにトンポウロウ!
その頃から僕はトンポウロウのファンだったのです!!
しかし最近は全然食べる機会に恵まれず、日曜日最後たるまかないさんを、満を持してトンポウロウで締めくくりました。

中華風の味付けにスライス卵までついてきたらそりゃもう満足ですとも!!
最後も最後とて美味しく頂きました!
本日もセレブレイトで美味しいまかないさんをご馳走様でした!

(余談)
名が体を表していないのは、大抵嫌いなのですが、例外として水に「クリスタルガイザー」と仰々しい名前をつけたその度胸は好きです。