朝の自転車散歩を終えて、帰宅途中、
視界に入った桜に寄り道してみたら、
観音様を祀るお寺だった。
神様へお参りするようになった大きなきっかけは、
気になって寄り道した神社で、
圧倒される儚い美しさと優しさに、
心が無になった原体験が、あるけど、
お寺には、それがない。
境内を歩いて、観音様や地蔵様を拝み、
帰ろうとしたら、空に飛行機雲が伸びた。
生まれた瞬間から、
目まぐるしく色を変えながら白色になって、
長い航跡を青空に残した。
飛行機雲の彩雲を、はじめて見た。
慌てて望遠レンズに取り替えて
シャッターを押したけど、
タイミングを逃して、虹は撮れなかった。
しばらく境内を歩いていたら、また、
空に飛行機雲がのびていた。
途切れ途切れの航跡に、目を奪われていたら、
太陽に近づいた飛行機の航跡は、虹になった。
撮れなかった飛行機雲と
撮れた飛行機雲が、空に模様を描いた。
お寺のご住職さんは、悪い方ではないし、
一生懸命していただけるけど。。。
お寺や仏様とは心の壁があった。
けど。
自分で作った壁。
仏様とは関係のない、人と人の心の壁。
この、お招きいただいたかのような授かりをきっかけに、
自然に、素直になれればいいな。
上機嫌で帰宅したが、
誤って妻のヘルメットを着用していた私は、
ガツンと叱られた
orz