インフルエンザによる急性脳症の発生報告が、例年に比べ急増している

ことが、国立感染症研究所のまとめで8日分かった。


新型インフルエンザの流行が影響しているとみられる。
専門家は、ワクチンによる感染予防や早めの受診を呼びかけている。

脳症は、体内に侵入したウイルスへの免疫反応が過剰になって起きると

される。
インフルエンザ発症後1~2日で発症し、長く続くけいれん、幻覚などの
意識障害が特徴だ。


感染研が全国約5000医療機関からの報告をまとめたところ、「新型」の

流行が始まった昨年7月以降の脳症患者は285人(1月24日現在)で、

新型によるものが84%を占めた。
年齢は7歳が39例(13.7%)と最多で、5~9歳が中心だった。
病院側から回答があった118例のうち8人が死亡、14人に後遺症が残った。

一方、季節性インフルエンザによる従来の報告数は毎シーズン40~50件

程度で、患者も0~4歳が中心という。

新型のウイルスは肺まで達しやすく、それが脳症につながりやすいとの指摘がある。
関心の高まりで報告数が増えている可能性もあるという。
感染研感染症情報センターの安井良則・主任研究官は「新型の感染者は

減少傾向にあるが、子どもの様子を注意深く観察し、早めの受診を心がけて

ほしい」と話す。


新型インフルエンザ、まだまだ油断できませんね驚き顔