なんだこのグラフ⁉️
こちらは日本の浪人生の人数推移を表したグラフ。2013年にガクンと減ったものの、翌14年には8万3000人まで跳ね上がった
浪人生ってそんなにいるの⁉︎と思ったそこのあなた。実はこのデータ、浪人を経て大学に合格した人数。つまり浪人によって成功を掴み取った人数であり、大学合格者から現役生を引いた数字でしかない。
実際の浪人生はこの何倍も存在する可能性があるということ。人数の実態がはっきりしないのが「浪人生」なのだ。
「浪人生」の意味を辞書で調べてみた。
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1 古代、本籍地を離れ、他国を流浪している者。浮浪人。
2 (「牢人」とも書く)中世・近世、主家を自ら去ったり、あるいは失ったりした武士。江戸時代には幕府の大名取りつぶし政策などにより著しく増加し、政治・社会問題となった。浪士。
3 入学試験や入社試験に不合格となり、入学や就職ができないでいる人。また、職を失って、きまった職のない人。「一年浪人して志望校を目ざす」
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(goo辞書https://dictionary.goo.ne.jp/jn/235955/meaning/m0u/)
元々は流浪者や没落武士を指して使われていた浪人生(浪人)。次第に入試に落ち入学できない人を指す言葉として主に使われるようになった。
3の意味に絞って浪人生を解釈しても、毎日寝る間を惜しんで勉強に励む人もいれば、ろくに勉強もせず親から予備校代を無心して遊び呆ける不届き者もいる。
浪人生の身分を保障する組織や基準がないのなら、名乗ってしまったもん勝ちなのだ。親のスネかじりですら浪人生を名乗ることが許される。たとえ実際は無職だろうがニートだろうが。
そしてこの浪人生問題が深刻な影響を及ぼしている事案が存在する。
それがアメーバブログの公式ジャンルだ。たくさんのジャンルが乱立するアメブロ。学生に関するジャンルは4つあるが、ここまでお読みになった方ならお気づきになるかもしれない不自然な点が存在する。「高校生・浪人生」ジャンルだ。小学生、中学生は義務教育によって身分が明確に定められている。高校生も義務教育から外れるが同様だ。「大学生・短大生・専門学校生」がひとつにまとめられているが、いずれも身分が確立している。しかし明らかに異質なのが「高校生・浪人生」ジャンル。先述した通り、浪人生に明確な定義はない。そんな浪人生を高校生と同じジャンルに括るのはいかがなものか。僕は高校生。先日のアメブロ「高校生・浪人生」ジャンルランキングは初登場85位だった。河上幸恵の『ブルー・エトランゼ』がオリコン最高192位だったのでダブルスコアで打ち負かした形だが、それはともかく85位より上のブログを見てみた。驚いた。浪人生のブログばかり。「〇浪〇〇大学合格日記」「〇浪受験記」といったようなブログが乱立している。読んでみると、これが面白い。ちょっと、偉そうな言い方になってしまい申し訳ない。しかしこうした浪人生ブログと高校生の棲み分けが行われれば僕のランキング順位は格段に上がる(結局それかい)。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーですからアメブロさん、高校生と浪人生を別ジャンルに切り離してください(>人<;)‼︎アメブロが柳田法務大臣でない限り、懇切丁寧な対応をとっていだけると信じています。。。あんなに一所懸命に目標へ向かい努力する方々と僕のような自堕落な高校生を同じ括りでまとめては失礼だと思うのです。浪人生の方々のためならクツだって舐めます。最後に浪人生のみなさん、いつも楽しくブログを拝見しています。頑張ってください!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー