2015.05.02「AKB48ヤングメンバー全国ツアー in 岡山」レポ | AKB48、とある地方ファンの呟き

AKB48、とある地方ファンの呟き

とあるきっかけからAKB48のファンになりました。地方ファンの立場からいろいろと思ったことを綴っていきます。

2015年5月2日(土)岡山県 岡山市民会館
AKB48ヤングメンバー全国ツアー~未来は今から作られる~岡山公演

【出演メンバー】
岩立沙穂・大和田南那・加藤玲奈・木崎ゆりあ・小嶋菜月・小嶋真子・後藤萌咲・込山榛香・佐々木優佳里・谷口めぐ・高橋朱里・土保瑞希・平田梨奈・向井地美音・武藤十夢・村山彩希

【セットリスト】
M01 未来の果実
M02 ガラスのI LOVE YOU
M03 君のことが好きだから
M04 快速と動体視力
M05 君だけにChu! Chu! Chu!
M06 蕾たち
M07 春の光 近づいた夏
M08 スコールの間に
M09 ふしだらな夏
M10 ひと夏の反抗期
M11 1994年の雷鳴
M12 嵐の夜には
M13 次のSeason
M14 細雪リグレット
M15 バレンタイン・キッス
M16 ホワイトデーには…
M17 チーム坂
M18 今、Happy
M19 抱きしめちゃいけない
M20 LOVE修行
M21 Only today
M22 君と虹と太陽と
M23 清純フィロソフィー
M24 大人への道

EN1 僕たちは戦わない
EN2 大声ダイヤモンド
EN3 言い訳Maybe
EN4 希望的リフレイン
EN5 ヘビーローテーション
EN6 ここがロドスだ、ここで跳べ!



前の記事で予告していましたが、ヤングツアー岡山公演に行ってきました。

暦の上ではまだ春ですが、初夏の陽気という表現が当てはまるような快晴で、昔から岡山は雨が少なく晴れの日が多いことから「晴れの国」と呼ばれていますが、まさにそのとおりのような好天で、この時期にしては日差しがきつくて日中は歩いていると汗ばむくらいの暑さでした。

岡山に来るのはけっこう久々で、駅前に先日チーム8がライブをやった大きなイオンモールが出来てて駅前の光景も少し様変わりしていました。
会場の岡山市民会館は岡山駅から歩いて20分くらいの距離。帰りは疲れていたので片道100円の市電を使いましたが歩けない距離ではなかったです。

コンサートというと、毎回とにかく席運がないのですが(2013年の東京ドームは天空席、今年2月のチーム8鳥取公演は3階席)、事前に知ってテンションが下がるのが嫌だったのと、忙しくてコンビニに行けなくて、発券したのは岡山に着いてからでした。この時点でもまだ番号は見てなくて、会場の中に入って初めて自分の席を知ることに・・・
結果は1階の12列目で、予想してたより前目の席でほっとしました。この会場は1階よりも2階の方が席が多いというちょっと変わったつくりで、全体的にかなりコンパクトな印象を受けました。
開演までまだ時間があったので。グッズコーナーを何を買うというわけでもなく覗いてみたら、ちょうどメンバーが物販に来てて(自分が見たのは高橋朱里さん、木崎ゆりあさん、武藤十夢さん、土保瑞希さん、後藤萌咲さん、佐々木優佳里さんの6人)係りの人に空いたところから案内されるので、自分が行ったの木崎ゆりあさんのところで、よりによって握手会で行ったこともない彼女とは全く初対面で話したことないので、どうしたものかと戸惑いました(笑)。木崎さんの方から話かけてくれて「誰推しですか?」とよくある定番の質問をされたので、「箱推しですけど、しいていうならチーム4推しかな」と正直に答えました。この手の質問をよくされますが、その時はこういう風に答えます。推しているメンバーはいるものの、それは1人ではないし、メンバーのことを知れば知るほど思い入れが出るのでなかなか1人とは言えないのです。逆に◯◯推しと宣言できる人はすごいなと思います。木崎さん、話してみるとイメージ通りでさばさばした感じでしたが、普通に良い子でした。結局クリアファイルを買ったのですが「最後に頑張りますので楽しんでくださいね」と言ってくれました。

開演までの間、Google+などで予告してたとおり岩立沙穂さんがラジオ放送を担当していました。岡山にちなんで桃太郎の話をしたり、好きな曲で松田聖子さんの曲をチョイスするあたりは流石だなと、20代以下の方はたぶんピンと来てないでしょうが。もちろん最後にいつもの発声練習はしっかりしていました。

開演前の影アナは谷口めぐさんが担当、第一声からなんか危うい気配がしましたが、案の定、注意事項のところで何度も噛んでしまい、見かねたお客さんから「頑張れ!」という声援があがる状況、本人も「たくさん噛んじゃってごめんなさい」と謝ってましたが、馴れないのと緊張があったのかもしれませんね。公演終了後のモバメやGoogle+でもとにかく反省している様子でした。

今回ヤングツアー、セットリストは長崎の時とほぼ同じだったと思います。特筆すべき点として、普段のコンサートではなかなか聞けないカップリング曲や公演曲が聞けて、初心者向けというよりある程度AKBを知っている人向けなセットリストのような気がしました。アンコール前の『大人への道』個人的に思い入れのある曲なので聞けて嬉しかったです。高島祐利奈さんの卒業の時を思い出してちょっと込み上げてくるものがありました。
ポジションは割と流動的で、曲によってセンターも入れ替わってたのと、どのメンバーにも見せ場があるように配慮されていました。そういえばヤングツアーでは少人数のユニット曲がほとんどなくて、逆にそれが新鮮でした。

長崎と鹿児島の公演を観てないので比較できませんが、ヤングツアーの恒例となっているらしい小嶋真子さんと大和田南那さんのゆるゆるトーク、真子さんがボケて、大和田さんが突っ込むという役割分担が出来ているでしたが、好きな調味料、好きな色についてから最後はドラマに出るならやってみたい役について、途中まではスムーズにいったものの結局最後はグダグダに・・・真子さんが「後で大人の人に怒られる」と恐れてましたが、楽屋に戻った後でどうなったのか気になるところです。

「アイドル適性検査」のコーナーでは新チームのキャプテンを務める高橋朱里さんと木崎ゆりあさんの2チームに分かれて対決 「知力」で木崎ゆりあさんが倉敷から四国にかかっている橋(瀬戸大橋が正解)を「高速道路」と間違えるおバカっぷりを発揮、しかも”路”の漢字を間違えて一斉に突っ込まれていました(笑)。
正解を両チームが相談している時の光景がまるで彼女たちの普段の関係性が垣間見ている気分でした。
「体力」での綱引きでは意気込んでいた木崎さんが真っ先に滑って転んでしまい、あえなく敗戦。対決に勝利した高橋チームが1曲多く歌うことに。 繋ぎのMCでは「20歳児」の岩立沙穂さんが岡山にちなんで「桃太郎」の萌えセリフを披露するも、他のメンバーから「気持ち悪い」とバッサリ、込山さんが「沙穂さん20歳でそれができるなんてすごい」と言ってました。4の公演ではよくある光景ですね。
佐々木優佳里さんのハピネスネタもですが、弄られるメンバーってある程度決まっていますね。隅っこにいてMCに参加しようとしない加藤玲奈さんを他のメンバーが引っ張り出す場面がありました。MCの得手不得手があって、これはヤングメンバーに限らずですが、喋っているのはメンバーが偏ってしまうのは陥りやすいパターンなので、なかなか前に出られないメンバーに話させるようにするというのも、回し役の腕の見せ所だと思います。

『今、Happy』ではメンバーがサインボールを投げる場面があって、思いの外遠くの方まで飛んでて、向井地美音さんの投げたボールは1階と2階の間の壁にぶつかってバウンドで前の方に跳ね返ってました。メンバー1個ずつだったので、チーム8のように大盤振る舞いはありませんでしたが、それでもファンにとっては嬉しかったに違いありません。

セットリストを見て気づいたのは本編ではシングルA面が一つもないのですが、アンコール後に新曲の『僕たちは戦わない』以降シングル曲が続いて会場のボルテージとしてはこのあたりが最高潮だったでしょうか、最後はアルバム曲の「ここがロドスだ、ここで跳べ!」で締めくくりでした。本編最後の『大人への道』もそうですが、いろいろな困難な状況であっても前へ向かって進んでいくというメンバーからのメッセージと受け取りました。
ヤングメンバーにおいて、いつものコンサートでいう総監督の役割を担当してたのは高橋朱里さんで、最後の総括もしてましたが、肝心なところで噛んでしまったが勿体なかったです。

席が後ろになった時のため、双眼鏡を持っていきましたが、幸い肉眼で見える距離だったので良かったです。モニターもありましたが、先述したとおり会場全体もそれほど大きくなかったのでなくても良いくらいでした。

柱のような障害物がないのはほんとありがたいです。 アリーナと比べると移動距離も少ないので、いろんなメンバーが近くで観れて、やはりAKBだとこれくらいの大きさの会場が適しているのかなと、これ以上大きくなると席の良し悪しが大きく左右されるのと、ステージを移動するだけで時間を要するという難点がありますので。SSAの時は「走っていた」というような感想ばかりだったし、大きい会場だとメンバーを見つけるの一苦労ですし。

最近注目若手の一人である谷口めぐさん、ちゃんと見るのは初めてでした。ちょっとぎこちない部分はありつつ、でも自然と目を惹かれるようなパフォーマンスで、月並みな言い方だと華がある存在で、ただ、MCは大人しくてもうちょっと積極的にいく勇気が欲しいところです。
大和田南那さんはなんていうか、この1年の妙に貫禄がついたなと(笑)。離れというのもあるでしょうが、先輩(特に岩立さんと小嶋さん)に対しても物怖じしないのは流石です。特に印象に残ったのは『バレンタイン・キス』で赤い衣装はすごく似合ってました。終盤体力的にキツイのかちょっと動きが鈍くなっているようにも見受けれました。
その一方で武藤十夢さんや後藤萌咲さんは最後まで運動量が落ちなかったです。武藤十夢さんはヤングメンバーの中でも年長者なのでその分余裕がある感じでしたが、曲中の弾けっぷりとのギャップも見所でした。後藤萌咲さんはとにかく華奢でそれでいてダンスはしっかり踊れているのに感心しました。

加藤玲奈さん、昔か見ていますがMCでは自ら存在を消すように隅っこにいたり、相変わらずだなと思いました。省エネ気味ではありましたが、自分の知ってる範囲では一番良い出来でした。

小嶋真子さんの長所はやはりなんといってもあの笑顔だと思うのですが、シリアスな曲での表現が今後の彼女の課題かなと、そのあたりは大和田さんの方が上手いと思います。

高橋朱里さんも普段の公演と比べるとちゃんと動けてたように見えました。次期総監督の横山さんも太鼓判を押してましたが、今回のツアーではまとめ役のような存在で本人その自覚があるのかもしれませんね。若手メンバーの課題は総じてMCですし、そのあたりで引っ張っていける存在にと、周囲の期待があるようです。あとは肝心なところで噛まないように心がけるともっとよくなるかと思います。

全体を見てわかったのが、ヤングメンバーの中での序列でいうと向井地美音さんが筆頭で、多くの曲では彼女がセンターを担当してました。体が小さい分大きく動くせいでしょうか、最後は汗びっしょりでした。「今日は気合を入れて」ということでデコ出しヘアでしたがそれが良かったみたいです。

わりと古いホールでこじんまりとしたした作りなので、後ろの人でもけっこう楽しめたかと。今回トロッコがなくて(1階は席が少なくて花道がないので)その代わり2階の通路にお立ち台のようなものが置かれてそこにメンバーが立つようなかたちでした。
約2時間半、これまでのコンサートとは趣向が違っている部分もあり、セットリストも割と自分好みで楽しめました。立ちっぱなしだったので終演後は足腰にかなりダメージが来ました(笑)。

入場時にくじ引きがあって、当たればケータリング弁当(メンバーから手渡し)やサイン入りチェキなどが貰えるそうですが、こちらはあえなく落選(まあ想定の範囲内です)。帰ろうとしたら物販のところで、込山榛香さんと岩立沙穂さんがDVDの販売を手伝っていました。行ったら笑顔に吊られてうっかり買いそうになるので、持ち合わせもなかったので、そのままその場を後にしましたが、帰りぎわに声をかけたら手を振って返してくれました。

ヤングツアーの開催が発表されたのは今年1月ですが、その時から行くのを楽しみにしてたので実際に観に行くことができて良かったです。
細かい部分を言えばキリがないのですが、率直な感想としては楽しかったですし、今日参加していないメンバーの出演する公演も観たいと思いました。メンバーは変わってもセットリストは同じみたいなので、違うメンバーが入ることでどうなるかというのも気になるところです。今月は茨城でもありますが、そちらは行けませんし、6月以降の日程は発表されてませんが、自県もしくは隣県でない限り行くつもりはないです。こういうのはなるべく地元の人に楽しんでもらうものと思いますので。

ヤングメンバー全国ツアーはこの岡山で3箇所目。長崎、鹿児島から引き続き出るメンバーもいる一方で、今回が初出演のメンバーもいて、張り切っているのは表情から見て取れました。茨城公演ではまたメンバーが変わりますが、経験を積むということが何より大事なので、なるべく多くのメンバーにチャンスを与えて欲しいものです。

最近のAKB48のコンサートはややマンネリ化しつつある中で、今回のヤングツアーでは新しい試みもあって、やや手探りなところもありますが「成長の過程を楽しむ」というAKB48のコンセプトには沿っているのかなと個人的に思いました。何よりメンバーがステージを全力で走り回って汗を流してPパフォーマンスしている姿を観ることができ、彼女たちが研究生の頃から追ってきているので、その頃を時々思い出しつつ、どういうかたちになるかわかりませんが、これからのAKB48の将来の一端を担っていくであろう彼女たちを何かしらのかたちで応援していければと改めて思った次第です。


明日は大阪での写メ会に参加の予定です。









くじの入っている封筒には会場限定の生写真


くじは当たりはロケットのところに◯等と出るようです。