上を向いて歩こう | AKB48、とある地方ファンの呟き

AKB48、とある地方ファンの呟き

とあるきっかけからAKB48のファンになりました。地方ファンの立場からいろいろと思ったことを綴っていきます。

一つ前の記事で載せていますが、本日組閣後の新体制が確定しました。
(その矢先に、NMB48の島田玲奈さんの卒業発表がありましたが)

個人的に気にかけていた岩田華怜さんと高島祐利奈さんは移籍を拒否し、現在のチームに残留することになりました。
事前に打診することもなく、不意打ちのような形で発表しておきながら、2日間で結論を出せというのはあまりにも理不尽ですし、とてもじゃないですが「メンバー1人1人についてじっくり考えた」上での結論とは思えません。

岩田さんの場合、仙台から出てきて母親と二人暮らしであり、しかも最近が祖父の介護もあったことは、管理者である運営は当然把握しておかなければならないことです。もしそれを知った上で、転居の伴う移籍を決めたというなら、担当者の良識を疑いかねません。しかもようやく進学する高校が決まったこのタイミングでの移籍打診は、間が悪いとしか言いようがないです。

高島祐利奈さんにしても、彼女が通っているのは通信制でも芸能コースがあるわけでもない、全日制の学校です。(中高一貫の進学校という話を聞きます。昨年は、土曜日の補修の影響か公演や握手会を休むことも度々見られました)

2人ともSKE48のパフォーマンスに対する憧れはあって、「兼任」というかたちであればまだハードルも低かったと思いますが、それを飛び越えて、しかもこの時期に、今の環境を全て捨てさせてまで移籍させようとするのは、もはや嫌がらせとしか思えないです。

Google+に綴られた思いを見ましたが、あの文面を書くに至るまで。この2日間の彼女たちの苦悩を想像すると、居たたまれないし。15、6の少女をそこまで追い込む大人たちの所業に怒りすら覚えました。

彼女たちに言いたいのは、移籍を拒否したからと言って、あなたたちが悪いわけではなく、決して後ろめたく感じる必要はありません。むしろ堂々と胸を張って欲しい。おそらく夜もろくに寝られない中、考えに考えて導き出した結論を支持したいと思います。
こういってはなんですが、今回の大組閣を行うにあたって、移籍を辞退するメンバーがいることは折り込み済みであったと思います。わざわざ相談期間を設けた意味はこういうことかと。ある意味責任逃れのパフォーマンスのように見えてしまうのもありますが。


そしてもう1人気になっていたのはNMB48の城恵理子さん。去年公開の映画でクローズアップされていましたが、一度辞退した後、また戻ってきた彼女ですが、組閣のどさくさに会わせての再昇格、「時期尚早」とは思いましたが、結局本人の下した決断は昇格辞退。
彼女についても決断に至るまでの心の葛藤を思うと、胸が痛くなります。運営はまた同じ過ちを繰り返すつもりでしょうか。つくづく彼女も大人の事情に振り回される宿命なのかなと、大変だと思いますが、こんなことに屈せず頑張って欲しいと思います。


メンバーは将棋の駒ではなく、血の通ってる人間です。
サプライズのために不用意にメンバーを傷つけることはあってはならないし、「面白ければなんでもいい」というのはテレビ的な発想で、そういう考えが平気で回り通ってしまうこと自体に危うさを感じてしまいます。今回の組閣を通じて得られる幾許かの成果の代わりに払った代償は高く付くことになりそうな気がしてならないです。


タイトルはふと口すさんだ歌を書きました。今なら「前しか向かねえ」とするところでしょうが、スローガンを言わされてるようで、癪に触るので書きません。