ミュージカル「ウィズ」第2次オーディション(「AKBINGO!」2012年6月27日放送分より) | AKB48、とある地方ファンの呟き

AKB48、とある地方ファンの呟き

とあるきっかけからAKB48のファンになりました。地方ファンの立場からいろいろと思ったことを綴っていきます。

昨日の「AKBINGO!」にて宮本亜門演出ミュージカル「ウィズ」主役オーディションの2次審査の模様が放送されました。


※以下の内容は一部ネタバレを含みますので放送をご覧になってない方はご注意ください。


この話題については先日このブログでも触れましたが
http://ameblo.jp/tatsu959/entry-11273081971.html

今年4月~5月にかけて行われた1次審査通過者は以下の23名


【AKB48】
チームA:仲谷明香 松原夏海
チームK:梅田彩佳
チームB:佐藤夏希 宮崎美穂
チーム4:川栄李奈 高橋朱里 竹内美宥 中村麻里子 山内鈴蘭
研究生:村山彩希

【SKE48】
チームS:木崎ゆりあ 木下有希子
チームKⅡ:佐藤実絵子 矢方美紀
研究生:斉藤真木子 

【NMB48】
チームN:白間美瑠 山本彩
チームM:矢倉楓子

【HKT48】
チームH:中西智代梨 宮脇咲良 村重杏奈


そしてこの日はNMB48のメンバー3人を除く20人がスタジオに集合


宮本亜門さんの言葉を通じて見ていきます。


(今回のオーディションについて)
「正直主役をなぜAKBから選ぶのかと何人もの人に言われました。技術がないんじゃないかという印象があって、でも僕はそう思わなくて色んなカラーの人が絶対いるはずだと思っているので、その中からドロシーになる人をあえて選びたい。むしろアイドルグループという世間からの印象を壊したいというのが挑戦したい理由なんですね」


(「AKB48についての知識」はという質問に)
「ほとんどゼロだね(笑)」


ダンス審査は、規定のダンスと+フリーダンスの2種類のダンスを審査

(ダンス審査について)
「ただ踊るだけではだめで、これはミュージカルのダンスのオーディションなんですよね。大勢の観客の前で自分だけの踊りで立ち向かわなきゃ行けないことが出る、という意味では今のAKBのようにみんなと同じ振りをするのでは全くなくて、その人のキャラクター・個性・パワーというものが重要になる審査だと思います」


(第1次オーディションでの梅田彩佳の印象)
「すっごく芝居が自然で、役柄にがぁーっと入っていく時の集中度は面白いと思った」


(増田有華の印象について)
「ひとつ心配しているのはドロシーっていう役柄なんだよね、10代の見えないんだよね(笑)
(注:ドロシーは15、6歳の少女の設定)それを増田さんが自分のキャラクターをどうぶつけるか」



(ドロシー役に求めるもの)
「本当の10代にはできなくて、歌が歌えて、10代に見えて、感情的には自分が寂しい人間から自信を持っていくという変化をみせられるかどうか」

(ダンス審査を終えて)
「想像以上によかった。ここまでやってくれたことは嬉しかった」


そしてダンス審査の合格者は
梅田彩佳、木崎ゆりあ、木下有希子、斉藤真木子、佐藤夏希、佐藤実絵子、中村麻里子、仲谷明香、増田有華、松原夏海、宮崎美穂、村山彩希、山内鈴蘭の13名


続いては歌唱力審査

課題曲は1次審査と同じ「Ease on down the road」

(1次と同じ課題曲を選んだ理由について)
「前の審査と今度の審査の間に何を学んだか。そしてもう一歩自分をアップさせようと努力をしてきたかというのを今日見る機会なのかな」


(ミュージカルにおける歌について)
「芝居が入っていないとダメなんです。単純に歌だけではなく心がどう表れているかというのが大切なポイントです」


(審査の前に参加者へ向けたメッセージ)
「今までの普通のアイドル系は無しにしちゃってください。あなたたちが「誰この人?」って変わってくれる?僕も真剣に見ていくからね。ただの1回じゃないよ、あなたたちの人生の1回になるから」


(梅田彩佳について)
「梅田さんについてやっぱり歌かな。このミュージカルのキーって決まってるのね。かわいそうなんだけど、とても高いキーなんです。そこに梅田さんがピターっと入っていけるかが勝負かな」


(増田有華について)
「一番実力があって、この子ならなるほどって思ったのは増田さんかな。他の人よりも歌のリズムというか、感覚のつかみ方の早さと声とこれっだらお客を喜ばせるものを持ってます」


(松原夏海について)
「僕ね松原大好きなの、別に変な言い方じゃなくて。オーディションであって彼女の持ってるポジティブパワーと暖かさがわぁーってくるんだよね。いい意味で純真に全部に興味を持っている人。今の表現をそれがすごい魅力になっていると思う。きっとその気持ちとプラス客観性をもって「この時は音を気をつけようとか」というところをもっと勉強した方がいいかも知れない。でもその持ってるものがあれば大好きです、僕は。あなたのその魅力はどんどん広げるべきだと思う」


(仲谷明香について)
「踊りがもうひとつ弱かったんだよね。歌も聞くだけ聞いてみようか」
「すごいパンチのある歌だった、正直驚いた声の力に。歌は今まで聞いたなかで一番よかったダントツに」


(佐藤実絵子について)
「実は佐藤さんはドロシーという役にぴったり、真ん中(笑)っていう感じ。ミュージカルのあるかたちをとるならば、彼女が一番先に選ばれるべきくらい」



(審査を終えて)
「僕は嬉しかったです。みんなに感謝したい。1次やって、きっとその中でみんなが考えたり、悩んだり努力してきた結果がちゃんと出てたから、あとは自分を信じて変われると思うか、無理だと思うかは自分です。だからそこはもっといってもらいたいな」


仲谷明香(AKB48 チームA)
梅田彩佳(AKB48 チームK)
増田有華(AKB48チームB)
中村麻里子(AKB48 チーム4)
斉藤真木子(SKE48研究生)
の5人と、

後日別会場でオーディションを行った

山本彩(NMB48 チームN)

を加えた計6名が7月2日(月)に行われる最終オーディションに進むことに



なお最終オーディションは一般公開され、「応援隊員」として100名限定で招待があります。
「公開最終オーディション応援隊員の申し込みはこちら」


「ウィズ~オズの魔法使い」ドロシー役オーディションについての公式ページ
http://www.parco-play.com/web/play/wiz/audition/

最終オーディションへ向けた6人の意気込みも見る事ができます。


オーディションの模様は来週の「AKBINGO!」の中でも放送されるそうです。


放送を見た率直な印象として、普段とは全然違う緊迫感のあるメンバーの表情が見るとこができたのは貴重でした。よくよく考えればAKB48のオーディションは非公開で、昔、モーニング娘がテレビ番組でオーディションの過程に密着していたとは対照的です。(もちろん記録映像として記録しており、後日紹介される場合もありますが)
なので、こういうオーディションに挑むメンバーの姿っていうのは、意外と見られない分、今回の放送は興味深く見る事ができました。

メンバーからも並々ならぬ意気込みを感じましたが、なかでも梅田彩佳さんと増田有華さんの2人からは何としても合格するんだという強い気持ちが伝わってきました。また残念ながら選には漏れましたが松原夏海さんに対してには最大級の賛辞を送っていたのが印象的でした。

仲谷明香さんは昨年行われた「AKB0048」のオーディションに続いてのビックチャンス、どこか自信なさげでちょっと弱いかなとも思いましたが、ある意味ドロシーという役柄にはまっているのは彼女なのかもしれないです。亜門さんも褒めてましたが、あの声は素晴らしかったし大きな武器になると思います。そういえば彼女の所属事務所は定期的にボイストレーニングを受けさせてるそうですし、講師はあの小野正利さんですから、かなり鍛えられている印象を受けました。
今まで一度もCDシングル選抜に選ばれたことのない彼女がもし選ばれたのなら、それこそ快挙と言ってもいいです。

今回のオーディションを通じて、参加したメンバーが今後の活動につながる何かをつかみ取ってくれれるのならば、今回のオーディションをした意義があったのかと思います。

放送を見てて、宮本亜門さんは熱い想いを持っていて、気持ちをのせるのが上手い方だなと思いました。最終的に誰が選ばれるかわかりませんが、選ばれたメンバーには大きなチャンスですから頑張ってもらいたいです。