16000人。

昨シーズンのマックアースグループの
リフト1本当たりのお客様の数です。

凸凹はあります。
最高では70000人ってところもありました。

オーストリアは17000人
スイスが16000人
イタリアは13000人

日本の平均は14000人です。

日本の場合
固定循環のリフトが多く
短い物も多いので

輸送能力対比を算出すると
いまだ世界トップクラスであることがわかります。

ということは、、

ちゃんとコストが世界標準並みであれば

かなり健全な状態で運営可能だということです。

安売りは悪のように業界内ではいわれますが、

安かろう悪かろうではいけませんが

よいものをよりやすくは
商いの根本であるとおもいます。

他方でスキー場は民間企業の運営である以上

お客様からいただいた様々な対価から産み出される利益をつみあげないと

設備投資はできないので

その辺りはバランスをとらないといけません

エリアによってはこのリフト1本あたりのお客様が30000人?みたいな場所があり

そこはまだスキー場の拡大余地があることになります。

逆に10000人を切るエリアもあり

そこでは民間企業の力だけでは
スキー場の継続が困難です。

お客様一人辺り1日あたりの消費単価も

1500円くらいのところから5000円を超える場所まで

様々です。

なので一概に人数ではないのですが、、

単価もあるけど
シングルからゴンドラまであるので
メチャメチャ大雑把にいうと

リフト1本あたり3000万
自動循環ならその倍から3倍
ゴンドラならその3倍から5倍

これがスキー場継続に最低必要な売上なんだろうとおもいます。

いや、ゲレンデ面積とか
雪の振り方とか
降雪量と人工降雪の有無とか

コストはバラバラなんで

降雪経費は売上からさっ引かないといけませんが。

あと、よく言えば多くの方が関わってる、悪く言えば収益が散逸している

リフト、レストラン、レンタルの構造もスキー場によって様々です。

まぁメチャメチャ大雑把な目安です。