スキー場全体にいわゆる



若年層のボーダーさんが減り



ファミリーのお客様が目立ってきたみたいです。



そしてファミリーボーダーさんも。



スノーボードブームのころのお客様が



ご家族を持たれてゲレンデに帰ってきていただいている感じでしょうか?



ならば。



今度はジュニア向けのスノーボードイベントを開催し



さらにこの層をスノーボードに熱心になってもらいたいと思います。



この動向はほんの1例ですが・・




おかげさまで




マックアースグループのスキー場



いまのところ売り上げベースでは6勝1敗



いや5勝2敗か?


スタッフのみなさんの想いが形になって
出てきているところも多くあります。



でも



売上では勝っていても入場者を減らしていれば



原因を探らなければならないし



そもそも



その勝っている勝ち方も



そもそも目指すべきスキー場の形を形作るに十分かというと



まだまだかもしれない。



そもそも商いに



もうこれだけやればいいよな。ってなことはないので



やはり精進を重ねなければならないと思います。



特にスキー場のやればやりたいことは腐るほどあります。


猪苗代は
あの素晴らしいロケーションを生かすべく
夏営業の体制を整えたいし
何せ圧雪車を入れ替えないと・・・
そしてスノーマシンだけでもオープンが迎えられるだけの整備
ウインチもほしい
リフトも・・・
閉めてしまったコースを再開したいし・・
レースもあるので・・
レースのあるところはやっぱりマシンの雪を併用したいですね。これは黒姫も同じ。
センターハウスをホテルとして再開したい


ばんしゅう戸倉には
スノーマシンだって入れたいし
パークブーリーだってほしい
山頂ロッジのテーブルイスも入れ替えたい。
なにより振り子沢コースの初心者迂回コースがほしいです。
いきなりベースが急斜面なんだもの。


国境には
まずはレストランの増築
コンセプトの違うキッズパークをやまぼうし前にもう一つ
乗鞍第4リフトの延長
もうちょっと伸ばせば琵琶湖が見えるんです。
なによりホテルとグランドを整備して通年利用ができる場所にしたいです


箱舘山
まず第1リフトの架け替え
処女湖に向けての念願のロングコースとリフトの新設
建物の再配置と建て替え
何より圧雪車の新品を入れたい


黒姫
第6の復活と
迂回コース
北面の開発をやりたいです
修学旅行生に富士山をみせてあげたいのと
何よりバックカントリーの聖地としてのコンセプトを持ちたい
あとは基礎系のスキー場として
電光掲示の採点ボードの導入
それに耐えうるバーン
第6の復活というより第2の撤去と
クワッドおり場の右側から第6の終点まで一気に上げる
ペアリフトの新設で夏営業にもつなげたいですね。
黒姫山の登山ルートが変わると思います。
あと駐車場の整備。まだまだ足りません。


菅平パインビーク
まずはさらなるスノーマシンの大増強
ウインチの圧雪車の導入
駐車場の整備
オオマツ⇔つばくろ間の連絡コースのやりかえ
クロスカントリーコースの整備
ツバクロ側にもチャンとしたスキーセンターがほしいです。
オープンと同時にパークが作りたい
今年猪苗代に入れるエアージャンプマットと土盛りで
いけそうにも思うのですが・・


X-JAM高井富士
ここは必殺ウルトラCがあります。
まだ内緒です。


やりたいことはいっぱいあります
全部やればまあ20億から30億ぐらいいるでしょう。


しかし。
それはやはりその投資から
導き出される集客増や
収益の増加が明確でないとやってはいけないのです。

お金ができたからやるではだめで
裏付けが必要。



やりたい。
でやってしまうと
今は閉まってしまった黒姫の北の方にあるスキー場と同じ運命になります。

そしてまずはそのために
必要なベースの数字を作らないとやってはいけません。
今の施設設備。そしてコースでの限界点まで努力をしてみて
そこに上につみあがるものとしての投資が適正かどうか?

そこまで精査しなければなりません。

具体的には
その投資を実行して
投資を5年スパンで回収するとして
投資額÷5
これを今の利益から差し引いても売上の10%は利益計上ができるかどうか?
というのが判断基準になると考えます。

これぐらいの基準でなくては
いまの時代のイレギュラーバウンドには対応できません。


ここ3年ぐらいで
当グループにはならなかったいろんなスキー場を
いろんな角度から見させていただいてきました。

増資増資でつないで来られた
ところも多く見ました。

これにこんなかけちゃったの??
というところも見てきました。

やりたいが先行して
やらなくちゃが先行して
そこでどう集客があるかが欠落している事が多くあります。

だれもこんなにスキー場からお客様が減るなんて
わかってなかったからしょうがないかもしれませんが・・

やりたいことを実現するときに
大切なのは
投資とそこで図られる集客増とのバランスを見抜くことだとおもいます。

それより何より
現場の熱意と努力
楽しむ場所なので楽しく仕事ができているかどうかという事。

悲壮感は漂わせてはなりませんが
ゆるい空気も必要ありません。

悲壮にならないように変えていく努力も必要です。


シーズンは関西では間もなく峠越え

そのほかでは3分の1が終わったところです。


今からでもできること。
がんばっていきましょう!