「花子とアン」第98回 | たっちん日記

「花子とアン」第98回

嘉納家。サロン。

遅くなりましたと、東西日報の黒沢が来ます。

伝助の前に、黒沢の同僚の下山。

この人に代わりに書いてもらいよるきと言う伝助。

メモを取っている下山。

「お前みたいなわがままなお姫様を受け入れようと努力したとは嘉納家の人間たい」と反論する伝助。


このような反論文など公開すべきではありません、あなたの名をおとしめるだけですと諭す黒沢。

何を言いよるとか!と黒沢を見る下山。

蓮子さんが自ら新聞に公表したとは私には思えないんですと言う黒沢。

反論文を出す事を撤回する伝助。


出ていく伝助。

こげな最高のネタを潰すやつがあるか!と怒る下山。

我々にはもっと書くべき事があるはずです!と立ち去る黒沢。

黒沢と入れ違いにタミが来ます。

あのお姫さんに言われっ放しじゃ腹の虫が治まらんばい、旦那様にはうちから報告しちゃきますきと、反論を新聞に出すよう勧めるタミ。


村岡家。

朝早く平祐がやって来ます。

石炭王の反論文が出たと新聞を見せる平祐。

記事を読む英治と花子。

「俺は女の筆で殺された」という見出し。


部屋で龍一が新聞を読んでいます。

伝助の反論に怒る龍一。

そんなに怒る必要ないわ、全て覚悟の上の事よと冷静な蓮子。


村岡家。

蓮子様はお家の犠牲になっていたのね・・・と反論文を読む亜矢子。

この反論記事は許せないわと言う花子。

歩を抱いて2人の話を聞いている平祐。

私ももっと蓮子様に優しくしてあげればよかった・・・と涙ぐむ亜矢子。

亜矢子を見る花子。


あの頃、はなさんを蓮子様に取られたみたいでやきもちをやいてたのと打ち明ける亜矢子。

えっ?と驚く花子。

はなさんはあの方の孤独や悲しみをほっておけなかったのねと言う亜矢子。

醍醐さんの事も私、本当に大切な友達だと思ってるわと言う花子。

微笑み合う花子と亜矢子。


いつも間にか平祐の横に吉太郎が立っています。

いつ来たの?と驚く花子。

こちらの義父様が迎えて下さったと答える吉太郎。

すいませんと平祐に頭を下げる花子。

様子を見に来たと言う吉太郎。

帰っていく亜矢子。


様子見ぃ寄っただけだからと帰ろうとする吉太郎。

ありがとうと感謝する花子。


表。

行きかけて足を止める吉太郎。

ポケットからメモを取り出して玄関の戸に挟んで立ち去ります。


嘉納家。サロン。

今度の事で私は新聞社を去る事にしました、やり方に愛想が尽きましたと伝える黒沢。

俺の反論を載せちもろて、逆上して騒ぎよった連中も少しは気が済んだごとある・・・、これでよかったのかもshれんばいと言う伝助。


葉山晶貴が訪ねてきます。

申し訳ありません!と、伝助の前で土下座する晶貴。

険しい顔で晶貴を見下ろしている伝助。


夜。

村岡家。

英治が帰ってきます。

これが玄関に・・・とメモを差し出す英治。

吉太郎の字です。

蓮子の住所が書かれたメモを見る花子。


お義父様は玄関の戸を開けずに帰っていったのかな?

絶縁状が載ったのは蓮子のせいではない、反論文が載ったのは伝助のせいではない・・・フ~ン・・・

はなが初めて友達として感謝を伝えましたよね。遅すぎる。


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