「花子とアン」第96回 | たっちん日記

「花子とアン」第96回

村岡家。

蓮様・・・ゆうべどうしたんだろうと心配する花子。

玄関の戸を叩く音。


玄関。

どなたですか?と声かける英治。

嘉納伝助たいと名乗る伝助。

玄関の戸を開ける英治。

伝助がうつむいて立っています。

どうなさったんですか?と尋ねる花子。


蓮子・・・ここに来ちょらんやろか?と聞くなり、家に上がり込んで家さがしを始める伝助。

その音に泣き出す歩。

血眼で探し回る伝助。

石炭王の嘉納伝助ともあろうお方が何をなさってるんですか!と一喝する英治。

正気に戻る伝助。


みっともないところば見せてしもうてすまん!と頭を下げる伝助。

蓮子が旅館に忘れていった祝いを置いて立ち去ります。

蓮様・・・、何があったの・・・?と心配する花子。


カフェー・ドミンゴの表。

事情を話す花子。

昨夜、蓮子と龍一が待ち合わせしていた事を話すかよ。


龍一の部屋。

目を覚ます龍一。

窓際で髪を降ろして横座りしている蓮子。

蓮子を後ろから抱きしめる龍一。

何があってもあなたのそばを離れないわと言う蓮子。

それでも、あの男のところへ帰ってしまうんじゃないかと不安な龍一。

そんなに心配なら、あの人に手紙を書くわと言う蓮子。


巻紙に筆を走らせる蓮子。

横で見ている龍一。

この手紙を龍一さんに託します、あなたが投函して下さいと、手紙を見せる蓮子。

蓮子を抱きしめる龍一。


表から龍一の部屋を見ている吉太郎たち。


数日後の早朝。

村岡家。

亜矢子が慌ててやって来ます。

見て下さい!と新聞を差し出す亜矢子。

新聞に伝助への絶縁状の全文が掲載されています。

驚く英治とはな。


嘉納家。

蓮子の記事が載っている事を伝えに来る黒沢。

何やと?と驚く伝助。

新聞に絶縁状載せるちゃ、ここまでひどい女や思わんやったばい!と悔しがるタミ。

早よ読め!と怒鳴る伝助。

絶縁状を朗読する黒沢。


村岡家。

絶縁状を読む花子と英治。

「10年になりますが、私の期待は全て裏切られ、努力は水の泡になりました・・・」と書かれた絶縁状。


嘉納家。

新聞を破り捨て、暴れだす伝助。

壊れる家具、散乱する本。

仁王立ちで泣く伝助。


龍一の部屋。

まさか、あの手紙が公開されているとは知らない蓮子。

龍一が帰ってきます。

抱き合う2人。

伝ちゃん、かわいそう。

今日も見どころは髪を降ろし、赤い襦袢姿の蓮様。妖艶でした。

託された絶縁状を新聞社に持ってくとは、蓮子はこんな奴のどこがいいんだ?

それと、兄やんは暇なん?龍一をず~っと監視し続けているけど、あの男がどんな活動をしているというのか・・・

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