「梅ちゃん先生」第126回
加藤家。
そろそろ家に帰ろうかしらと言い出す芳子。
お父さんが「帰ってきてほしい」と言うまではダメと言う梅子。
朝。下村家。
梅子達が食事をしています。
建造に、6時までには帰ってきてねとお願いする梅子。
安岡医院。
患者が来ないようなので診察終了にしようとする梅子。
その時、戸が開き、患者が入ってきます。
先生!と呼ぶ八重子。
入口を見る梅子。
村田アサが来たのです。
診察を終え、どこも悪くないようですねと伝える梅子。
具合が悪かったんですけどね、先生とお話ししているとよくなってくるんですと微笑むアサ。
困った様子の梅子。
もうすぐ息子が長崎から帰ってくるんですと言うアサ。
アサの背後で首を横に振る八重子。
あの、アメリカ人のご主人とは再会できたんですか?と尋ねてみる梅子。
え?どこでお聞きになったんですか?と表情が変わるアサ。
みかみでと答える梅子。
せっかくのお話を途中をはしょって聞いてしまったのねと笑い、話の続きをしようとするアサ。
もう病気が何ともないようでしたら、ここには来ないで頂けますでしょうか、あんなでたらめ話を相手をしている時間は無いんですとお願いする八重子。
梅子を見るアサ。
黙っている梅子。
頭を下げ、出て行くアサ。
アサを目で追う梅子。
またどこかであの話をするんでしょうかと気にかけます。
すいませんとアサが戻ってきます。
お金を払うのを忘れていましたとバッグを開けるアサ。
200円を受け取る八重子。
出て行くアサ。
駆け出す梅子。
表。
あの!と呼び止める梅子。
はい?と振り向くアサ。
また来て下さい、続きをぜひ聞かせて下さいとお願いする梅子。
いいですよと微笑むアサ。
微笑む梅子。
じゃ、またと立ち去るアサ。
下村家。
梅子にお願いされたので早めに帰宅した建造。
医者はできるだけ患者さんの話を聞いてあげた方がいいわよねと言う梅子。
ああ、それがどうした?と尋ねる建造。
お父さんはどうしてお母さんの話をもっとちゃんと聞いてあげなかったの?と尋ねる梅子。
患者と家族は違うと言う建造。
今、康子さんのお店にお母さんが来てるのと言う梅子。
え?と聞く建造。
お父さんが「帰ってきてくれ」って言ったら帰るってと伝える梅子。
どうして俺がそんな事言わなきゃならない!と背を向ける建造。
お父さんから「帰ってきてくれ」って言ってと、建造の前に行く梅子。
知らん!と新聞で顔を隠す建造。
そう、お父さんはお母さんと話す気が無いって伝えると言い残し、出て行く梅子。
ため息つく建造。
康子の店。
芳子が一人座っています。
梅子が来ます。
首を横に振る梅子。
そうとうなずく芳子。
やっぱりとつぶやく信郎。
少し待ってみると言う梅子。
うつむいている芳子。
下村家。
縁に座り、建造が俳句の会のチラシを見ています。
店の方を見つめ、立ち上がる建造。
その時、ただいま!と言う芳子の声。
庭に出て、ウロウロする建造。
建造を探す芳子。
ほうきを手に、掃除をするふりをしている建造。
その姿に微笑む芳子。
ただいま帰りましたと言う芳子。
うんと答え、芳子に背を向けて立っている建造。
チラシに気づき、建造を見る芳子。
梅子が作る飯がまずくていかん、もう出て行くなと言う建造。
建造の後ろ姿を見つめる芳子。
お前じゃなくちゃ駄目だ、頼むと言う建造。
涙をこらえ、はい、分かりましたと答える芳子。
勝手にうちを空けてすみませんでしたと謝ります。
ようやく芳子の方を向き、ああと答える建造。
縁に座る建造の背中を見つめる芳子。
梅子と信郎が帰ってきます。
うまくいったみたいじゃないか?と2人の様子を見る信郎。
うんとうなずく梅子。
花の咲いた梅の木を見ている建造と芳子。
梅の花で思い出した。梅の花は春一番、桜よりも先に咲いてみんなに希望を与える花だ、君もそんな人になれると思うよという回想シーンが全然出なくなりましたね。っていうか、智司は最初からいなかったかのような扱い。
居間。
晩御飯を運ぶ芳子。
おいしそうと言う正枝。
もう治ったんかい!?
食事を食べる一同。
お母さん、腰の具合どうですか?と尋ねる芳子。
なんとか動けるようになったわと答える正枝。
普通にしてるやないかい。
久しぶりの芳子の料理においしいですと微笑む信郎。
梅子のよりはましだと言う建造。
どうして素直においしって言えないのかしらねと言う正枝。
[こうして無事、下村家に元の生活が戻ったのでした。]
2階。
布団に寝ている梅子と信郎。
夫婦っていろいろあるんだなと言う信郎。
私達もこれからいろいろあるんでしょうねと言う梅子。
梅子は何かあっても出てったりすんなよと言う信郎。
うん、ため込む前にちゃんと怒るからと答える梅子。
いいよ、それでと笑う信郎。
笑う梅子。
いつもありがとうなと感謝する信郎。
ううん、こっちこそありがとう、私が付けを回収できなくても診療所をやっていけるのはノブやお父さんのおかげよねと言う梅子。
じゃあ、俺はこれからも仕事頑張んないとなと言う信郎。
安岡医院。
診察を終えた患者に150円を請求する八重子。
これでいいでしょうか?とキャベツを取り出す患者。
梅子を見る八重子。
いいですよ!と答える梅子。
ありがとうございますと頭を下げる患者。
ため息をつく八重子。
次の方と指示する梅子。
次はあの方ですと指差す八重子。
待合室にアサがいます。
私が付けを回収できなくても診療所をやっていけるのはノブやお父さんのおかげと梅ちゃんが言ってたけど、付けを回収しないとやがては潰れます、キャベツで診察代もらってもやっていけるのはドラマですから!と教えてあげたいです。笑
昨日の夜、たまたまNHKニュースを見てたら「梅ちゃん先生」の撮影が終わったという話題をやってました。
あと少しの我慢だ~と思いましたよ。