「梅ちゃん先生」第124回 | たっちん日記

「梅ちゃん先生」第124回

下村家。

梅子が作った晩御飯を食べる一同。

みそ汁が薄味だな、大根も硬いと文句言う信郎。

天ぷらも出来合いの物じゃないかと文句言う建造。

お母さんと同じようにはいかないわ、お母さんはこれを30年もやってるんだからと言い訳する梅子。

それを放り出して、いいかげんな奴だと怒る建造。


安岡医院。

診察を終え、時計を見る梅子。

もうすぐ午後6時です。

八重子が来ます。

あと患者さん何人ですか?と尋ねる梅子。

5人お待ちですと答える八重子。

次の患者を診る梅子。


下村家。

梅子が急いで買い物から帰ってきます。

遅くなってごめんなさい!と謝り、急いで豚カツを揚げようとする梅子。

居間に目をやります。

カツ丼を美味しそうに食べている信郎と建造。

腹減ったから、みかみから出前を取ったと言う信郎。

たまにはこういうのもいいなと言う建造。


買い物かごから買ってきた物を取り出し、強くテーブルに置く梅子。

大きな音がします。

梅子が怒っている事に気づく信郎。


2階。

信郎が来ます。

布団に寝ている梅子。

布団に入る信郎。

寝返りをうち、信郎に背を向ける梅子。

ごめんなと声をかける信郎。

背を向けたまま、何が?と尋ねる梅子。

大変なのに・・・文句言ったり、出前取ったりしてと答える信郎。

目を開ける梅子。

謝るから、機嫌直せよと言う信郎。


起き上がり、機嫌直せって、それは指図?と尋ねる梅子。

機嫌直して下さい!すみませんでしたと頭を下げる信郎。

立ち上がり、電気を付ける梅子。

梅子を見上げる信郎。

分かったと微笑む梅子。

機嫌直るのはえ~!

はあ・・・よかった!梅子があんなふうに怒るなんて初めてだからびっくりしたと言う信郎。

私、そんなに怒ってたかな?と尋ねる梅子。

ああ怖かったと答える信郎。

じゃ、たまには怒ろうかなと言う梅子。

いやいや!もういいと言う信郎。


でも、お母さんは全然怒らなかった、家事はすごく大変なのよ、外の空気を吸いたいっていう気持ち、よく分かる気がすると言う梅子。

そうかと梅子を見る信郎。

うちの事忘れてのんびりしたって、罰は当たらないわよと言う梅子。

ああ、そうだよとうなずく信郎。

こうやって布団並べて2人でいても、全然夫婦に見えないんですよね、僕には。


居間。

建造が庭を見ています。

引出しを開け、俳句の会のチラシを取り出し、見つめます。


2階。

梅子と信郎、松子に加藤、そして竹夫も加わって相談をしています。

お母さん、出て行った理由、何か言ってないの?と尋ねる梅子。

自分でもよく分かってない感じなのよねと答える松子。

何か変わった事とか無かったのか?と尋ねる竹夫。

別に、いつもどおりお料理して掃除してと答える梅子。

何も無いなら出て行く理由無いじゃないかと言う竹夫。

多分、何も変わりないのが問題なんじゃないのかなと言う梅子。

どういう事だ?と尋ねる竹夫。

お母さんって何だか家の中で無視されてたのかなって思ったのと答える梅子。

今の話からすると、お父さんに責任あるっていう事になるなと言う竹夫。

え?そうなん?

お父さんはお母さんじゃなくても無視するけどねと言う梅子。

お父さんっていう人はホントに態度とか言葉で表現しない人よねと言う松子。

今回は時間をかけてもお父さんに分かってもらわないと駄目だなと言う竹夫。


加藤家。

また孝介の顔を見に来た昌子にお茶を入れる芳子。

自分が持ってきた洗剤をまだ松子が使っていない事に気づく昌子。

松子が使っている耳かきや爪切りを勝手にゴミ箱に捨ててしまいます。


下村家。

お腹が空き、書斎でため息つく建造。


廊下に行き、飯はまだか!と、2階の梅子に声をかける建造。


2階。

ああ、はい!と立ち上がる梅子。

すぐに行かなくていいと止める松子。

おなかが空けば少しはお母さんのありがたみが分かるだろうというのです。

それはいいですねと笑う竹夫。

聞こえているのか!腹が減った!と叫ぶ建造。


夜。加藤家。

食事の片付けをする松子。

台所の洗剤が昌子が買ってきた物に変わっています。

辺りを見回す松子。

爪切りと耳かきも新しい物に変わっています。


翌朝。

薄着にさせて孝介を世話する松子を見て、育児の考え方ってどんどん変わるのねと感心する芳子。

どっか出かけてくれば?と勧める松子。

こうして家事をしているのが一番落ち着くのよね、ついうちの事が気になると言う芳子。

じゃあ、どうして出てきたの?と尋ねる松子。

どうしてかしらね?と答える芳子。


また昌子が来ます。

孝介を見て、勝手に服を着せる昌子。

それを見ている松子と芳子。

子育ては昔も今も変わるもんじゃないと言う昌子。


下村家。

おかずを作って持ってきてくれた和子。

信郎に手伝ってやってくれと言われたそうです。

そうなんですかと微笑む梅子。

正枝さんが寝込んでんなら、もっと早く言ってくれたらよかったのにと言う和子。

迷惑かけちゃいけないと思ってと言う梅子。

それにしても、芳子さん、どうしちゃったんだろうねと言う和子。


細かい事言うけど、腰を痛めた正枝を家まで運んだのが信郎や光男だったのに、それを和子が今まで知らなかったというのも何か変なの。あれだけ人の噂話が好きな安岡家なのに。

それにしても建造のうるさいこと!もうちょっとで我慢できずに消音にしそうになった。笑

ところで、付けの督促はもうしなくていいん?回収できたのはホンの少しだけでは?のんきにしてて確定申告は大丈夫なんだろうか??

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