娘と休みを合わせて取った平日の

娘の誕生日祝いの1日をどんなプランにするか


娘からは

その1

いったつみとらどうの椰子の白わらび餅を食べてみたい

→それなら、帝国ホテルのガルガンチュワに買いに行こう




その2

帝国ホテルに行くなら

丸の内の静嘉堂文庫美術館にある

日本に3個ある国宝の曜変天目茶碗のひとつを見に行きたい


静嘉堂文庫美術館


静嘉堂文庫美術館は

2022年10月に世田谷から丸の内の

明治安田生命館内に移転したとのこと


明治安田生命館と言えば

いつだったか

中の見学をさせてもらった素晴らしい重要文化財


実はこの日

天気予報で雨柱の話題が出ていた頃で


東京駅に着くまでは、降っていなかった雨が

駅を出るタイミングで

ざばーっとものすごい降り方


でも、さすが東京ですね

駅から明治安田生命館まで地下通路を通って行けました!



地下通路KITTEのところで

可愛い



KITTEは10周年





娘は大阪の藤田美術館で

3個のうちの1つの国宝の曜変天目茶碗を見ていて

それで3個とも見てみたいと言っていました


静嘉堂文庫美術館では

「あの世の探検−地獄の十王勢揃い−」という企画展


何やら、物々しいタイトル


地獄の十王や仏教絵画など

ちょっと怖くて、でも素晴らしい


これらは三菱財閥の膨大な所蔵品の中の一部なんですね


撮影OKのお部屋で




ホワイエを囲むように三方に展示室がありました









そして一際目を引くのが


曜変天目茶碗でした


静嘉堂文庫美術館のものは

もとは徳川将軍家の所蔵品だったそうです


中国の南宋時代に作られたと推定されるもので

焼き上げで黒釉が変化して斑紋が生じたものだそうです


この斑紋と青色が

とても不思議な宇宙空間のようで

360度ぐるりと回って見ても

また、ぐるりと回っちゃう


美しくて不思議で

ずっと見ていられる感じでした


茶碗なので、私が勝手に想像したより

小さなものでした


中国の茶碗なのに

現存する曜変天目茶碗が3つしかなくて

それが全て日本にある(国宝)のだそうです



娘は2つ見て

残るは京都の大徳寺龍光院というところにあるそうです

展示される機会を待って見に行くしかないようです



娘から聞くまでは

私は曜変天目のことを知らなくて

子どもに世界を広げてもらいました



娘の誕生日祝いの1日は

もう少し続きます


お立ち寄りくださってありがとうございます



またね