今日は、早朝から動いていたので、頂いたメールに気付かなかったのですが・・・
このようなメッセージを頂いておりました。
コム君の痛ましい姿に毎日心を痛めています。
『今出来る事は、是非して上げて下さい。多頭の中の一匹に使わせて頂く判断の難しさとは思わず、今助けを求める仔が目の前に居る事だけを考えて欲しい』
それでも大切な募金を任される重圧やP問題もあり、募金使途を躊躇されるお気持ちは充分理解できます。
ボランティアにはそれぞれの価値観があると思います。
『無理してはいけない』『自己満足』『人の為ではなく、自分の為』等など、それら全部正しいと思うのですね。
私自身はいつも、気付いた事、知り得た事、気になる事、そして、その時々に最大限の支援をしています。
支援しなければ買えたであろう物品、或いは預貯金と、命の重みはその人それぞれの価値観で判断する事だと思います。
多頭現場では、コム君は若くはないでしょう。そしてここでは今まで、コム君のような悲惨な事故で数えきれないほどの命が失われ、5・6歳以上の仔達は少ないと聞いています。
なんと可哀想な・・・
その仔達の分までも、生きて欲しいとの願いは私だけではないと思います。
コム君は一生懸命生きようとしています。
是非、躊躇することなくコム君に医療を受けさせて下さい。お願いです。
コメントを寄せて下さった多くの方々や、こうして我が子同様にコムクのことを応援して下さる皆様の存在が、私達に勇気と力を与えて下さっています。
確実に多頭現場の実情が変化している事を感じています。
皆様の支えを頂いて私達は更に頑張れます。
ありがとうございます。
そしてコムクについてですが、検査結果等については、また後程報告させて頂きますので、昨日から今日にかけての様子だけ簡単に伝えさせて頂きます。
写真を見て気付いて頂けたと思いますが、コムクが少しでも快適に過ごせるようにと頭の包帯を外してもらいました。
体はしんどいはずなのに、皆さんの祈りやパワーが届いているのでしょう。
今日はわりと意識もしっかりしていて、顔もたまにですがあげてくれました。
ご飯はやはり食べないようですが、わざわざ家で煮てきたたレバーを混ぜて下さったり、先生はじめスタッフの方々も全力でサポートしてくださっております。
またおとなしいコムクは、ほとんど声を出しません。
ただ水が欲しい時は、舌なめずりをするらしく、アイコンタクトで分かるそうです。
私達がいる時も寝たままですが、一生懸命飲んでましたよ。
☆5日のコムク☆
検査を受ける為に朝一番でコムクを移動させました。
移動中の車中は、どこ行くのという顔をしていましたが、病院についてからも穏やかに過ごしてくれておりました
ぐったりしている時の方が多いコムクですが、意識がはっきりしている時、目を見つめながら話しかけると、しっかり見返してくれます。
私達がいる時だけ、無理してくれてるのかもしれません。
でも表情だけを見ていると、とても危険な状況とは思えないのです。
5%だろうとたとえ1%でも可能性があるのなのなら、出来ることをしてあげたい。
コムクが少しでも苦しくないように、快適に過ごさせてあげたい。
明日も朝一番でコムクに会いに行ってきます。