学生生活最後の夏休み、

 

毎日の課題を着々とこなしている。

 

 

長いビジョンや計画を立てることは研究を進める上で必要だが

思いもよらぬトラブルや事故が起きては非常にまいる。

 

 

今週の実験で重要な機器が損傷した。

サージと呼ばれる高電圧が乗り、機器内部の素子を破壊したからだ。

 

原因はまだ探索中・・・

 

 

 

 

 

 

先週の土曜、はじめて寄席に行ってきた。

 

元々はカフェを営んでいる場所で、夜に寄席が開かれた。

 

 

休憩15分などを挟み

噺家の方が2幕を話し、正味2時間だ。

 

前から落語には興味があったし直接見てみたかった。

 

 

落語とはお客の想像力にゆだねられている。

 

そのためはじめは情景を浮かべるのに時間がかかったが

しぐさや擬音語により溢れてくる世界観。

 

もちろん江戸の時代の話だが

今とは違うものや価値があふれているのが伝わってきた。

 

何より出てくる人々は皆、言葉を大切にしている。

 

というよりも

落語は一人ひとりの想像に任せるため、認識の一致の為

情景の繊細な部分も気が配られている。

 

なるほど、教養がいるな と。

 

 

知らないコトワザや常識が出てきた。

 

これからも本を読み続けないとなあと感じた日だった。