テレビアニメを観ています。第一期が面白かったので、正直今期はそこまでの魅力は感じませんが、配信で手軽に観られる事もあって継続しています。まぁそこら辺のドラマよりはずっと面白いのではないかと思っています。

そう言う訳で"行きがかり状"映画版も…と言う訳です。

普通に面白く観ました。

特に不満もありませんが喝采もありません。

まぁワタシなど作品の対象者から大幅に外れているでしょうし当然の感想でしょう。

原作とアニメが既に成功しているので(余程間違わなければ)そこそこ面白い話になる事は確定しているけれども、こう言う作品の場合、テレビ版視聴者であれば内容も凡そ分かってしまうし、エモい展開にはまずならない訳で、実質的な興味は大画面、大音響をどれだけ楽しめるか、だと思いますが、いい出来でした。

結構ニヤニヤしましたし、アクションも悪くない。大体昨今のワタシは活劇を観ると、主人公には絶対に当たらない敵の攻撃とか、人には絶対に出来ない動きとかに大分食傷気味なのですが、それも二次元だと殆ど気にならずに受け入れられて、無駄なマイナス感情を持たなくて済むのもアニメの良いとこだと思っています。

とは言え、ハラハラ度に於いてはアニメより実写の方がビジュアル的に真実味がある分楽しめます。今作でもアクション(敵との攻防)ではハラハラなどしませんでした…が、しかし、アーニャ危機一髪!で思ったよりハラハラしてしまったのでした😅👌👌


そして何より、この国の作画と声優のレベルの高さは矢張り素晴らしく、ましてテレビシリーズがある今作の様な物は、話題作りの声優起用は最低限しかあり得ないのがイイですね。

今作も中村倫也さん、賀来賢人さんの起用がありました。彼等が新しい観客を呼べるのかどうか定かではありませんが、しかし彼等を起用する事でメディアへの露出は増えるのでしょうから、まぁその意義も分からないではありません。ですが外国映画の吹き替えに於いてはもう少し日本の声優陣に信頼をおいた起用をして欲しいものだと、そんな事をまで思ったのでした。

(実際自分じゃ観ないくせに)


あゝでも、続編やらポリコレばかりの昨今のハリウッド映画では、そう言うところの話題作りも必要なのか…

なんて、チョット話題広げ過ぎだね…