2019年6月5日の11時過ぎ、岩手県内の大船渡線BRTに乗車中です。
碁石海岸口~小友、住所で言えば陸前高田市小友町泉田の風景です。
まさに線路跡だったとわかりやすい道路の作りですね。
このまま普通の道路だったら行き違いもできません。
前回はこちら。
https://ameblo.jp/tatkyou/entry-12492317476.html
11:16に小友バス停を出発した直後。
BRT用踏切を通過します。
向こうで交差しているのは、アップルロードと言われる新しくできた県道38号線。
交差をくぐった後、県道38号線に乗りました。
ここでようやく一般道に入ったわけです。
線路跡は海岸沿いにありますが、完全廃線状態です。
これから陸前高田市街地へ向かいます。
西下駅付近。線路があったあたりは高い堤防が築かれています。
小友浦海岸も牡蠣かホタテの養殖がされてますね。
T字路で国道45号線を左折します。
ここでもBRTのバスとすれ違い。
昼間は1時間に1本程度ですが、意外にたくさん走っている印象ですね。
BRTになってから本数も増えて便利になったでしょう。
県道141号線を走行してます。市街地はほぼ更地。
津波にのみ込まれたアパートが残っています。
堤防を先に作らないといけなかったため市街地の復興は後になってますが、復興はどんどん進んでいます。
間もなく陸前高田駅。
区画整理され、道路も広げられました。
少し遅れて11:31に、陸前高田駅に入りました。
というよりはどう見てもバスターミナルですね。
車内から撮ったので苦しい写真になってしまいましたが、真新しい陸前高田駅の駅舎です。
ここらへんは鉄道の駅舎らしい建物の造りですね。
復興工事のダンプカーもかなり多く見かけます。
しかし、市街地そのものが無くなってしまい広大な更地になっているというのは、津波の恐ろしさがよくわかりました。
「道の駅 高田松原」の跡。
気仙川を渡ります。
向こう側に奇跡の一本松がありましたが、枯れてしまい今はモニュメント状態ですね。
それよりも、少し離れた奇跡の一本松バス停付近にあるお土産店区画のほうが賑わってる印象でした。
奇跡の一本松の高額な復活作業費に批判が集まりましたが、このあたりで経済効果はあるので結果的には良かったのか、どうなんでしょうね。
震災遺構になっている、気仙中学校跡。
気仙中学校のホームページ。
http://www.edu.city-rikuzentakata.iwate.jp/kesen-c/index.php
広田湾を臨みながら、陸前高田市内を離れます。
唐桑小原木インターから、短区間ですが三陸自動車道に入ります。
宮城県の気仙沼市内に入りました。
ちょうど鹿折唐桑(ししおりからくわ)駅だったあたり。
ここから再びBRT線に入ります。
第五気仙沼トンネル。
鉄道トンネルをそのまま使っており、バスは狭いトンネルをゆっくり走ります。
気仙沼駅の手前で、BRTのバスと交換します。
3分遅れで12:02に気仙沼駅へ到着します。
盛駅から所要1時間10分余りを経て、気仙沼駅に到着しました。
観光客もあってか、けっこう通して乗られた乗客は多かったです。
次回は、気仙沼のふかひれ丼を食す!