今日は「日経平均一時1000円安!金利上昇局面の3つの指数・業種分析と今後の投資戦略」というお題で書きたいと思います。
2025/11/29、サンワード証券さんのセミナーで講師を務めました!![]()
今回は、「賢い投資家のためのファンダメンタル分析とテクニカル分析入門」というお題で「投資判断の二大手法であるファンダメンタル分析とテクニカル分析の基本と実践方法」を紹介しました。
https://www.sunward-t.co.jp/seminar/2025/11/29_4/
今週の日曜日(5/17)、定期配信のメールマガジンを配信しました。
今回は、押し目狙いで買った2銘柄と反発狙いで買った1銘柄を紹介しています。![]()
また、昨日(5/18)、臨時増刊号【反発狙いで買った銘柄】2026年5月18日を配信しました。
それから、メールマガジンを読んでいただいている、まりりんさんが2025年の成績を教えてくれました。
何と!実現利益が836万650円になったそうなのです。さらに、配当金も加えたら900万円を超えたそうなのです。\(◎o◎)/!
よっちゃん先生メルマガとブログで株の
勉強をし始めて5年目👀
退場せずに生き残り
当初からのモットー
⭐️現物
⭐️日本株
⭐️損切りなし
のスタイルで地道にコツコツやっております!
来年も変わり映えしませんし派手さはありませんが
愚直に株式投資と向き合いたいと思います。
何と!まりりんさんがアメブロに戻ってきてくれました。嬉しいです。![]()
皆さん待ってましたよ。![]()
もし、メールマガジンに、ご興味ありましたら、ご購読いただきますようお願い申し上げます。![]()
「継続力のない人は投資に向かない」「生活態度が悪い人は長期投資できない」
投資の世界には、こんな言葉があります。「相場は人間性を映す鏡だ」
暴落のたびに売ってしまう人。SNSの煽り文句に飛びついてしまう人。退屈に耐えられず、何度も売買を繰り返してしまう人。
確かに、相場という場所は、人間の欲望と恐怖を容赦なく炙り出します。
■投資で失敗する本当の理由
投資で痛い目を見る人の行動パターンは、驚くほど共通しています。
・適当に良さそうだと聞きかじった銘柄を買って、結局、含み損に耐えられず狼狽売りする。![]()
・「これは絶対に来る」という銘柄に過剰にベットする。![]()
・ちょっと株価が下がったら嘆いたり、株価が上昇したら大喜びしたり、喜怒哀楽が激しいトレードをする。![]()
以前の記事でも書いたように、ファンダメンタル分析もテクニカル分析も勉強もせずに適当に株を売ったり買ったりしてたら、そりゃ、そうなるわな。![]()
でも、きっかけさえあれば生活態度がガラッと変わる人もいます。例えば、家計簿をつけ始め、資産の増減を意識するようになって、無駄遣いが激減した人もいますからね。もしかすると、ファンダメンタル分析、テクニカル分析を勉強し始めたら、あなたのトレードもギャンブルトレードから脱却できるかもしれませんよ。![]()
しかし、箸にも棒にも掛からないダメな人間が、自分で進んで立ち直るきっかけをつかもうと家計簿をつけ始めることはしませんよね。![]()
そもそも家計簿をつけ始めるような自発的な行動ができる人は、最初から一定の自律性を持っている人なのです。![]()
現実を直視するなら、生活費の管理ができない人が投資口座を開いても、多くの場合は含み損に耐えられず早期退場することになるはずです。そもそも衝動的な意思決定が癖になっている人は、相場の刺激に対しても衝動的に反応しがちですからね。![]()
結局、「生活態度が悪い人は投資を継続できない」というのは、耳が痛いけれども、かなり正確な観察だと思います。
重要なのは「人格の固定性」と「環境の影響力」の両方を認めることだと思います。
■人格はかなり重要
出発点として不利な人は不利です。認めた上で対策を練るのが現実的。
■環境設計は強力な武器
完全にゼロから変えるのは難しくても、家計簿をつけ始めるなど「少しマシにする」ことは多くの人が可能。
■自動積立(給料天引き)を最優先に設定して「見ないようにする」
家計簿アプリではなく、最小努力で済むツール(銀行通知、シンプルなスプレッドシートなど)
■アカウンタビリティ(家族・友人・コミュニティに宣言する)
小さな成功体験の積み重ね(まず1ヶ月だけ、少額から始める)
多くの投資啓発本やアナリストは「生活態度が悪いなら、まず家計簿をつけましょう」「環境を変えましょう」とアドバイスします。しかし、それは「それができるくらいの実力(意志のベースライン)が最初からある人」を前提とした議論であり、本当のボトム(下位層)にいる人にはそのアドバイス自体が機能しません
衝動的な買い物癖があり、日々の喜怒哀楽で行動が決まり、現実を直視する習慣がない人が、ある日突然、緻密な環境設計を精緻にやり抜くことは不可能です。「道具(仕組み)があっても、それを起動するだけの『最低限の自律性(初期馬力)』が本人になければ、仕組みはただの絵に描いた餅になる」。これは教育やマネジメントの現場でも通じる絶対的な心理です。![]()
結論
「弱い人間は一生ダメだ」とは言わないにしても、「頑張れば誰でも変われる」という幻想もまた有害。
・上位20-30%くらいの人
そもそも自己管理能力が高く、投資を始めることで「資産の可視化」が進み、さらに無駄遣いが減るという好循環(正のフィードバック)が入る層。
・中間層
適切なきっかけ(今回の自動積立や身近な株主優待など)があれば、環境設計によって悪癖をカバーし、上位へシフトできる層。
・下位層
投資以前に生活全体の立て直しが必要で、投資が逆効果になるリスクすらある。
自分が下位層にいるのを自覚できていないと、衝動的に反応しがちなのでギャンブル感覚でトレードしがちになりますよ。まぁ、だいたい、下位層にいる人が、信用取引とかやって追証で詰むんだよね。![]()
相場は、日頃の「ちょっとしたサボり」や「現実逃避」といった甘えを、「含み損」「追証」「強制ロスカット」という具体的な金額(数字)で、容赦なく、かつ瞬時に突きつけてくる世界です。日常生活の規律という盾を持たない人間が、レバレッジという劇薬を使えば、破滅するのは数学的な必然と言えます。![]()
だからこそ、「今の自分の実力に見合った環境をどう設計するか」を冷徹に考えるのが一番健全だと思います。全員が投資をする必要はないので、自分が投資を継続できるか考えてみた方がいいかもしれませんね。![]()
そもそも、メディアや金融機関は「貯蓄から投資へ」「全員が新NISAをやるべきだ」と一律に煽りますが、なぜなら、彼らは手数料や預かり資産が増えれば儲かるからです。
しかし、一人の誠実な市場を知る投資家の視点で言わせていただければ、「性格的に向いていない人、生活態度が整っていない人が投資に参入することは、オオカミの群れの中に丸裸の羊を放り込むようなもの」であり、全否定されるべき行為だと思います。
「自分の実力に見合った環境を冷徹に考える」べきであり「全員が投資をする必要はない」のです。
自分の経験で言うと、上位20-30%くらいの層は、受験勉強という過酷な競争に耐えられた層とかぶっているかもしれませんね。少なくとも、「継続力・自己制御力が高い層」(上位20-30%)は、確かに日本の受験競争を乗り越えた層と大きくオーバーラップしするはずです。
なぜ重なるか
・性格特性の安定性:Big Five性格特性の「誠実性(Conscientiousness)」は、長期的な努力を支える最も強い予測因子の一つです。受験勉強のように「毎日数時間、嫌でも机に向かう」行為は、まさにこの特性が強く求められます。
・研究でも、誠実性が高い人は高校・大学の成績が良く、資格取得率が高く、長期的な計画遂行が得意というデータが多数あります。
・日本特有の環境:欧米に比べて「受験戦争」が極端に長く・激しいため、このフィルターが非常に強力に働いています。東大・京大・早慶などの上位層には、特にこの特性が高い人が集まりやすい構造です。少なくとも、メールマガジンを読んでいるまりりんさんと私はこの層だからね。![]()
つまり、受験で勝ち残った人は、すでに「長期的に不快を耐えて報酬を待つ」トレーニングを十数年積んでいると言えます。これは投資の本質と非常に親和性が高い。
ただし、「認知能力が高くても衝動性が強い人」は意外と失敗します。これはわかる。ただし、衝動性は慣れで制御できるようになります。多くの成功トレーダーが「当初は衝動トレードで痛い目を見たが、ルール厳守で制御を身につけた」と語っていますからね。
上位20-30%層は「元々衝動性が低め」でスタートしやすいのですが、中間〜下位層でも、小さな成功体験の積み重ね、があれば、十分に這い上がれる余地があると思います。ただし、何度も言いますが、向き不向きがあるので、全員が投資をする必要はないと思います。![]()
さて、昨日の日経平均は593円安と3日続落し、終値は6万815円になりました。また、TOPIXも37.46ポイント安と3日続落し、3826.51ポイントとなりました。
東証プライム市場の値上がり銘柄数は441、値下がり銘柄数は1106、変わらずは23でした。
週明けの東京株式市場は、日経平均が一時は下げ幅が1000円を超える場面もあり、多くの投資家がヒヤリとさせられた1日だったと思います。ただ、こういう日こそ落ち着いて相場を「多角的に」読む習慣が、長期的な投資成績を大きく左右します。今日の動きを3つの視点から整理してみましょう。
視点① なぜ売られたのか?──マクロの背景
昨日の下落には、大きく2つの背景がありました。
■米国株安の波及と失望感
先週末の米国市場では、米中首脳会談の結果への失望感が広がりました。さらに中東情勢の長期化懸念から原油価格が上昇し、これが世界的な金利上昇につながっています。
■国内金利の上昇
日本国内でも新発10年債利回りが一時2.80%まで上昇しました。金利上昇は、将来の成長期待で買われてきた半導体・AIなどのハイテク株には特に強い逆風となります。東京エレクトロンやアドバンテストといった主力半導体株が売られ、相場全体を押し下げました。
このように昨日の下落は「突発的な悪材料」ではなく、金利というマクロの構造変化が引き金になっています。一時的な感情で売買を判断するより、この「金利のある世界」への転換という大きな流れをしっかり意識しておくことが重要です。
視点② 指数の「温度差」が教えてくれること
一口に「全面安」と言っても、指数ごとの動きには大きな差がありました。この温度差こそ、プロの投資家が今何を考えているかを映す鏡です。
日経平均 −0.97%
TOPIX −0.97%
東証プライム150 −0.60%
グロース市場Core −3.59%
グロース250 +0.30%
東証REIT −1.33%
注目したいのは以下の2点です。
■「東証プライム150」の相対的な底堅さ
資本効率や成長投資力を基準に選ばれた優良150社で構成されるこの指数は、他の主要指数より下落率が抑えられました。相場が不安定なとき、投資家は財務健全・高収益の「クオリティ株」に資金を移す傾向があります。まさにその動きが数字に表れています。
■グロース市場の「二極化」
同じグロース市場でも、時価総額上位のCore銘柄が大きく売られた一方、グロース250全体はプラスを維持しました。高値圏の主力銘柄から資金が流出し、これまで放置されていた割安な中小型グロース株に個人投資家の見直し買いが入った形です。資金のバトンタッチが静かに始まっています。
また、市場の恐怖度を示す「日経平均VI」が30.79まで上昇したことも見逃せません。30超えは「市場が総悲観・大荒れ」のサインとされており、短期的な乱高下にはまだ注意が必要な水準です。
視点③ 業種別の「資金の行き先」を読む
業種別騰落率を見ると、相場の地殻変動がさらにくっきり見えてきます。
■昨日の勝ち組
サービス業 +6.23%(リクルートHDなど好決算銘柄が牽引)
精密機器 +1.91%(テルモなど医療・精密系の好決算)
保険業 +0.19%(金利上昇が運用環境の改善につながるため底堅い)
■昨日の負け組
輸送用機器(自動車) −4.32%
卸売業(総合商社) −3.80%
不動産業 −2.96%
「とりあえず商社・自動車を持っておけば安心」という、ここ数年通用してきた定石が大きく崩れた1日でした。為替や海外景気に敏感な外需セクターから資金が抜け、世界景気に左右されにくい内需系の成長株へと「資金の引っ越し(セクターローテーション)」が起きています。
今後の戦略:この荒波をどう乗り切るか
以上の3つの視点をまとめると、今後の戦略の方向性は自然と見えてきます。
■守りの基本:クオリティ株でポートフォリオを固める
東証プライム150に採用されるような、高ROE・健全財務の銘柄を軸に置くことで、相場の乱高下に対する耐性を高められます。
■攻めの押し目買い:好決算の割安株を地道に拾う
全体の下落に引きずられて売られてしまっている、業績の良い中小型グロース株や内需系サービス株を少しずつ仕込む局面です。キオクシアやリクルートHDがストップ高・急騰となったように、業績という裏付けがある銘柄には必ずお金が集まってきます。
■金利の恩恵を意識する:保険・銀行セクターにも注目
金利上昇が続く環境では、保険や銀行は運用環境・利ざやの改善という追い風を受けます。これまであまり注目してこなかった方も、ポートフォリオの一角として検討してみる価値があります。
■テクニカルな目安:25日移動平均線(約5万9774円)を注視
現在の株価はこの水準をかろうじて上回っています。ここがサポートとして機能し、押し目買いが入ってくるかどうかが今週最大の焦点です。
最後に
昨日の相場は確かに厳しいものでしたが、「お金が市場から消えた」わけではありません。自動車・商社・ハイテクから、内需サービス・精密・保険へと、資金は着実に「次の居場所」を探して動いています。
日経平均VIが30を超えている今は、無理に大きな勝負をかけるよりも、この資金の流れを冷静に観察しながら「次の上昇局面で輝く銘柄」を品定めする時間にするのが賢明です。
金利のある世界では、大雑把に指数を追うよりも、企業の稼ぐ力を1社1社丁寧に見極める「選別眼」が何より大切になってきます。今週も焦らず、マイペースに投資を楽しんでいきましょう。
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