【健康コラム】変形性膝関節症に対するホームケア
【健康コラム】変形性膝関節症に対するホームケアーーーーーーーーー“坂道で膝に痛みがある”“膝に突っ張る感覚がある”“1日歩いた日の夜は膝が痛くて歩けない”…このような症状にお悩みの方は、変形性膝関節症、もしくはその予備軍の可能性があります。今回は、変形性膝関節症について深く掘り下げ、その病気の正体や原因、治療法、ご自身でできるケアについて紹介していきます!ーーーーーーーーー<目次>1、変形性膝関節症とは?2、予備軍かも?気をつけたい症状3、痛みを緩和するホームケア4、治療方法ーーーーーーーーー1、変形性膝関節症とは?変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、炎症、変形する病態です。通常、軟骨は関節同士が摩擦なく動けるようにクッションのような機能を果たしています。しかし変形性膝関節症では、この軟骨が損傷し、徐々に減少してしまうため、骨同士が直接摩擦するようになります。ー主な原因ー加齢: 加齢によって軟骨の質が低下し、摩擦に弱くなることがあります。過度な負荷: 長期間にわたる過度な負担や運動、特に関節への負荷が続く場合、軟骨が摩耗しやすくなります。肥満: 体重が増加すると、膝関節にかかる負担が増加し、それが軟骨の損傷につながることがあります。関節の炎症: 関節炎などの炎症性の疾患が膝に影響を与え、変形性膝関節症を引き起こすことがあります。そのほかに生まれつきや、女性に多い傾向があります。これらの要因が複合的に作用することで、軟骨の変性が進行し、最終的には膝関節の変形や痛みが現れるとされています。症状が進行すると、歩行や日常生活の動作に支障が出ることがあり、適切な治療やケアが必要となります。ーーーーーーーーー2、予備軍かも?気をつけたい症状変形性膝関節症の予備軍とされる症状には、以下のようなものがあります。これらの症状が現れた場合、早めに医師の診断を受け、適切な対策を取ることが重要です。①坂道での膝の痛み②正座や深くしゃがみこむ動作での痛み③階段の上り下りなどが、膝の痛みがつらくて困難これらは変形性膝関節症のサインとなることがあります。関節に負荷がかかることで、痛みが発生する可能性があります。さらに、以下に複数該当する場合は注意が必要です。 太りぎみである O脚、もしくはX脚である 40歳以上 ヒールの高い靴を履く機会が多い 立ちっぱなし、歩きっぱなしのことが多い 脚力の衰えを感じる 外反母趾、扁平足、甲高のいずれか 今までにスポーツによりひざに過度の負担をかけたことがある 捻挫や脱臼、じん帯や半月板の損傷など、ひざにけがをしたことがあるーーーーーーーーー3、痛みを緩和するホームケア変形性膝関節症における痛みを軽減するためのホームケアには、以下のような方法があります。ただし、これらの方法を始める前に、必ず医師に相談し、適切なアプローチを確認することが重要です。また、変形性膝関節症は毎日のリハビリが重要になる症状ですので、継続が大切です。膝に負担のかかる過度な運動は避けましょう。https://youtu.be/xjZJXBaMSKo?si=WHoICk2oPOT96oTH【膝痛】変形性膝関節症へのトレーニング当院では国家資格者によるホームワークをYouTubeにて公開しています。ぜひご活用ください。ーーーーーーーーー4、治療方法ーメディカルジャパン東洋医学的アプローチー膝関節周囲の消炎、鎮痛、血液循環の促進、膝関節周囲の圧痛点や関節水腫がある場合には、水分代謝を促す施術を行います。【処方例】梁丘(りょうきゅう)、血海、委中、鶴頂(かくちょう)、外隙(がいげき)、内隙(ないげき)関節水腫時 : 梁丘(りょうきゅう)、血海、内膝眼、外膝眼へのお灸ーメディカルジャパンにしかできない介入例ー観血的療法(手術して痛みをなくす)と保存療法(手術せずに回復)がありますが、ここでは弊社で行う保存療法(手術せずに回復)について述べることにします。・AI姿勢分析システム現在の姿勢から、筋肉が硬くなる部位や痛みの原因となる部位、未来の姿勢などを推定し、施術の方針や効果をよりわかりやすく説明することができます。患者様自身にも体の状態を理解してもらいやすくなりました。これによって、どこの筋肉を緩めたら良いのか、どこの筋肉をトレーニングしたら良いのかがわかります。自分の身体を認識すれば、何を改善すればよいのかがわかります。もちろん、更に的確な施術も可能となります。そして、このような分析をもとにあなたに合ったトレーニング法と、ストレッチ法をお伝えすることができます。・その他フットケア筋力強化訓練バランス保持訓練タコ,ウオノメ,巻き爪に対する施術外反母趾への施術ドイツ式フットケア