しばらく積んでいて、先日一気読みした本。

松田青子さんの本や映画をめぐるエッセイ集。

読めよ、さらば憂いなし/河出書房新社

¥1,836
Amazon.co.jp


ヴァージニア・ウルフの「自分だけの部屋」について、

「若い女性に向けて書かれたこの本の中で、精神論や文学論に終始するのではなく、「知的自由は物質的なものにかかっている」と、
自分のお金を持つことがどれだけ大切なことか、何度も金、金、金、金さえあれば無敵と口をすっぱくして言い続けたウルフのことをわたしはとても信頼している。」(120頁)

大島弓子の「ロストハウス」について

「私には、人間関係において、ホームとアウェーという意識がない。基本、すべてアウェーだと思っている。
外に出るのがあんまり好きじゃない人にとっては、自分の部屋こそ、自分が自由になれる場所だろう。誰だってこの世に最低でも一部屋は、自分が自由になれる場所が必要だ。」(48頁)

著者の周囲への違和感、現実への馴染めなさ、偏屈ぶりが何だか心地よかったです。

子供のころ、本を読んでいると
「子供は元気に外で遊べ」と言われたのを思い出す。
先生や親ばかりでなく同級生から言われたこともw

そういう時代もあったからこそ、
今は自分で稼げて、仕事以外では好きなだけひきこもっていられる自由を手に入れられたことがありがたいと思えるのかも。

すごく共感する、というほどでもないし、
松田さんと読書傾向が似ているというわけでもないのですが、
(わりと重なっている部分もありますが)
面白そうな未知の本を色々教えてもらったという感じ。

ここで紹介されていた本を何冊かチェックしています。

イアン・マキューアン「甘美なる作戦」

マキューアンの本は色々出ているのに、
映画化もされた「贖罪」ぐらいしか読んだことがない。
図書館で借りた「甘美なる作戦」めっちゃ面白い!
結構なページ数なので読み通せるかなあ。。。

甘美なる作戦 (新潮クレスト・ブックス)/新潮社

¥2,484
Amazon.co.jp


マイケラ・マッコール「誰でもない彼の秘密」
何と少女時代のエミリー・ディキンソンが主人公のミステリー!
中古で安く出ていたので取り寄せ中です。

誰でもない彼の秘密/東京創元社

¥価格不明
Amazon.co.jp




もうアイスクリームだけあればいいよ。。。というような暑さ。

今の時期はお米もそんなに食べる気にもならないけど
炭水化物抜きは、抜け毛や老けの原因になると読んで
頑張って食べ、
肉もそんなに好きじゃないけど、
最近は意識して食べています。
また、食べることに罪悪感を感じないためにも運動が必要。

今日はこれもやってみました。

The Chainsmokers - Don't let me down - Combat Fitness Dance Choreography



あからさまにエクササイズなので
ちょっときついけど楽しい♪

今時の洋楽に親しめるのも楽しいですね♪