今回は、6章が終わって、7章かと思いきや、終章スタートからです。
終章 士官学院際、そして―
ルーレでの特別実習が終わり、月が変わって10月になり、今月はいよいよ学院際が開催されます。
7組の出し物は軽音楽によるステージですが、そのステージ内容がやっと決まりました。
マキアスとユーシスのデュオに、委員長のソロという2曲編成です。
委員長はゴリ押しでしょうが、よくマキアスとユーシスが承諾しましたね。
案の定、本人たちからの異論や狼狽の声が上がりましたが、演出の意図とインパクト重視、演奏担当の編成をエリオットとクロウから聞かされて、反論し切れなかったそうです。
その時のエリオットはきっといつもと違って、かなり強気だったのでしょうね(*^.^*)。
日付は10月21日です。今日は学院際の準備日で、明日は旧校舎でステージのリハーサルを行う予定です。
今日の夕方にステージ衣装が届くそうなので、夕方の衣装合わせまでは各自自由行動ということになりました。
リィンは、トワ会長のお手伝いで依頼を3つ受け取りました。
必須①飲食営業許可証の配達
任意②インタビュー集め
任意③謝配達の荷物
依頼を受けようとしたところで、学院内を周っていましたら、中庭で何かを探しているハインリッヒ教頭と会いました。
声をかけてみますと、黒革の手帳を探しているようですが、イライラしています。
見られて困るものでもあるのでしょうか。
どうやら屋上で失くしたようです。せっかくなので、探してみることになりました。
屋上へ行くと、教頭先生は来ていたとのことですが、中庭側ではなくグラウンド側に手帳を落としたかもしれません。
と言うことで行ってみますと、1年の男子たちが拾った模様。彼らは人のあまりいないところで見てみよう、と言っていたそうです。
人のいないところというと、旧校舎でしょうね。
旧校舎に行きますと、男子生徒たちは手帳を見てしまったようです。
ただ、生徒たちは落とし主が教頭だとは気付いていない模様。
と言うのも、手帳の中身というより、挟まれていた写真の方に興味が移ったようです。
その写真とは、前軌跡シリーズに登場していたアルカンシェルのリーシャ・マオ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ。
懐かしいですね(*^.^*)。
教頭はマオの熱烈なファンですが、男子生徒たちはまさか写真の持ち主が教頭とは気付かず、マオファンの落とし主に共感しています。
リィンが男子生徒たちに声をかけますと、落としたやつにがんばれよと伝言を頼まれたくらいでした(^^;)。
ハインリッヒ教頭に無事手帳(&写真)を届けて、クエスト完了です。
次は、任意③誤配達の荷物、からです。
依頼主は、1年2組のブリジットさんです。
本校舎の教室へ行きますと、誤って届いた荷物があるので、本来の持ち主に届けてほしいというものでした。
その荷物の中身は、三角コーン。リィンはグラウンドで同じものを見た記憶があると。
気が付きませんでした(^^;)、リィンすごいね。
グラウンドにいる馬術部に声をかけると、やはりここ宛の荷物でした。
ですが、これで依頼が終わるわけではなく、馬術部にも間違って届いた荷物がありました。
その中身は、新品の本がぎっしりと詰まっていました。
リィンには見ただけで心当たりがあるようでしたが、さっぱり分かりません(ノ_-。)。
図書館も違うし、文芸部も違うしと彷徨った結果、トリスタンの街の本屋さんでした。
間違うにも程があります。
そしてここでも誤って届いた荷物がありました。
もうお約束ですね(^^;)。
中身は、冊子の小説で文芸誌のようです。
これはもう分かりやすいですね。
文芸部へ行きますと、ここの荷物で正解でした。
が、ここにもまた間違って届いた荷物がありました。
中身は、洒落た照明スタンドにペガサスの置物です。
どこまで続くのかと思ったら、ここでリィンが「まるで1つずつずれているような」と閃きます(ノ゚ο゚)ノ。
と言うことで、最初のブリジットの所へ行ってみますと、ちょうど配達人がブリジットらに詰められているところでした。
やっぱり配達人が一つずつ配達先を間違えて荷物を届けてしまったようです。
文芸部に届いた荷物をブリジットに渡して、これで本来の配達先に全て荷物が届きました。
配達人から、お詫びということでアイテムをもらえました(⌒▽⌒)。
これで依頼完了です。
今回はここまでで、次は他の依頼をこなすところからです。