今回は、バリアハートの特別実習2日目で、マキアス救出作戦からです。
マキアスが拘束されている領邦軍の詰所には、バリアハートの至るところに通じているであろう、地下水道から行くことになりました。
地下水道への入口は、駅前通りで発見しました。
入口の扉には鍵がかかっていましたが、エマの機転で(リィンたちの前ではヘアピンを使っているように見せていましたが、実際はここでも不思議な呪文のようなものを唱えて)扉を開けることができました。
中へ突入し、しばらく進んだところで、ユーシスが登場します(ノ゚ο゚)ノ。
ユーシスの話によれば、やはりユーシスの父が革新派を牽制するために濡れ衣をきせて、帝都知事の息子であるマキアスを拘束していたようです。
ユーシスは実家に戻ったものの、父とは話ができなかったようで、こんなことをしたことも含めて、少なからずショックを受けているのかもしれません(ノ_-。)。
ユーシスは、地下水道の構造は兄から聞いて大体把握している、ということで、そんなユーシスに対してエマが「一人でマキアスさんを助けに行こうとしていたんですね」と聞きます(*^.^*)。
対するユーシスは「父のやり方に納得いかなかっただけだ。それに、今頃ベソかいている、あいつの姿を見るだけでもいい」と言いますが、照れ隠し以外の何物でもないですね(*⌒∇⌒*)。
ユーシスと合流し、これでまた4人メンバーになりました。
3人パーティはやはり戦闘が地味にきつかったのでありがたいです(^^)。
4人そろって先へ進み、領邦軍の詰所の地下までたどり着きましたが、そこには鉄の扉が立ちはだかります。
その扉は鍵穴もなく、どうやら向こう側からしか開かない、一方通行の扉のようです。
扉が鉄なので、リィンの剣技でも無理そうです。
どうしたものかというところで、おもむろにフィーが「これなら何とかなる」と一言。
驚くメンバーの前で、フィーは扉に何かを設置したかと思うと、爆弾で扉を開けてしまいました∑ヾ( ̄0 ̄;ノ。
フィー曰く、携帯用高性能爆弾をしかけただけ、ということですが、驚きますよね。
ここでリィンがせっかくの機会だからと、フィーに「君は何者なんだ」と聞きます。
と言うのも、フィーはリィンたちより2つ年下なのに、そんな爆弾を持っていたり、戦闘もむしろ抑制しているかのようだから、とリィンは説明するのですが、結構直球な質問ですよね(^^;)。
フィーの説明は、士官学院に入る前に「猟兵団」にいて、爆薬も武器の使い道もそこで教わった、ということでした。
その「猟兵団」は、一流の傭兵部隊のことをそう呼んでいるようです。
フィーの経歴を聞いて驚くメンバーですが、フィーはフィーであることに変わりはないだろう、ということで先へ進むことになりました。
リィンたちもフィーを特別視することはなく、今までと変わらない関係でひと安心ですが、フィー自身が何でもないような感じなのが良いのかもしれませんね。
さて、いざ領邦軍の詰所へ入りますと、すぐ近くに地下牢があり、マキアスを見つけることができました。
地下牢の鍵は例のごとく、フィーが爆薬で吹き飛ばして開けてくれました(^^;)。
ここを出ようとしたとき、お約束ですが領邦軍の兵士に見つかってしまいます(>_<)。
領邦軍の兵士2人は特別強くもなく、さっさと倒して、地下水道へ戻ります。
ですが、兵士を倒したことの騒ぎで、マキアスが逃亡したことがバレてしまい、領邦軍は追手として軍用魔獣を放ちます。
リィンたちも急いで逃げますが、軍用魔獣に追いつかれてしまい、バトルスタートです。
相手はガザックドーベン2体で、大型です。
HP約18000です。
ちなみに、地下牢を出てからはマキアスも戦闘参加可能となりました。
軍用魔獣とのバトルは、リィン、フィー、ユーシス、マキアスで挑みました。
攻撃がヤバいので、リィン、フィー、ユーシスのSブレイクでHPを削り、まずは1体撃破します。
その後は、マキアスが回復役で、他のメンバーは攻撃してSPを貯めて100になったらSブレイクでHPを削る、という方法で何とか勝利することができました。
このバトルでは、前回のリベンジなのか、自動的にユーシスとマキアスがリンクを組んでくれましたね(^^)。
さて、軍用魔獣を何とか倒したものの、その間に領邦軍の兵士が追いついて、リィンたちは兵士たちに囲まれてしまいます(ノ_-。)。
そこで、ユーシスが「彼らを逮捕するなら、俺も同罪だ。俺も逮捕するのか」と領邦軍の隊長に詰め寄ると、一瞬怯みますが、隊長は「うろたえるな」と体制を立て直します。
そんな領邦軍にユーシスが「ふざけるな!そりが合わないとはいえ、同じクラスの仲間があらぬ疑いをかけられ、政争の道具に使われるなど、この俺が見過ごすと思ったか」と一喝します∑ヾ( ̄0 ̄;ノ。
いやあ、カッコいいですねえ(*^.^*)。
それでも領邦軍隊長は、ユーシスも含めて武装解除させようとします。ピンチです(>_<)。
とそこに颯爽と現れたのは、ユーシスの兄である、ルーファスです(=⌒▽⌒=)。
ルーファスは帝都に行っていたのですが、士官学院から連絡が入って、急いで飛行艇で教官と共に戻ってきた、ということです。
教官?と聞いて、登場したのは、もちろんサラ教官です(ノ゚ο゚)ノ。
久しぶりですね。
ルーファスは、領邦軍の隊長に「ここは私が引き取る。父にも話は通しておいた」と言い、この場を治めてくれました(^_^)。
サラ教官によれば、ルーファスは士官学院の常任理事の1人であり、理事ということもあって、かけつけてくれたようです。
その後は、ホテルに戻って、翌日士官学院へサラ教官と共に帰りました。
これで、バリアハートの特別実習は終了し、第2章も終了しました。
今回はここまでで、次は第3章からです。