今回は、第2章スタートからです。
日付は5月22日です。
今日は男女分かれての実習で、男子はパソコン実習のようです。
ちなみに女子は家庭科実習で料理を作っていました。
実習後、リィンは貴族の子息であるパトリックから、サロンへ誘われます。
サロンは、学生会館の3階で貴族の子息たちだけが利用できるという場所なのですが、どうやらパトリックはリィンを自分の派閥に入れようとしているようです。
リィンがどう答えようか、迷っているところで、ユーシスの登場です(ノ゚ο゚)ノ。
ユーシスは、「まずは俺に話をするのが筋というものではないか」と助け船を出してくれました(^^)。
ただ、これだとリィンはパトリック派というより、すっかりユーシス派ですね。
リィンがユーシスにお礼を言うと、ユーシスは「先月迷惑をかけたからな」と言って去っていきました。
先月というと特別実習での話でしょう。実家の不始末の詫びということのようで、意外に義理堅いですね。
さて、その後、教室ではリィンとマキアスがひと悶着を起こします。
それは、リィンが特科クラスの皆に自分が貴族であることを明かしたことがきっかけなのですが、マキアスだけはリィンの告白を快く思わなかったようです。
マキアスは、リィンが貴族だったということより、以前身分について聞いたときに嘘をついていたことに対して、嘘をつくような人間は信用ならない、ということですが、いやはやマキアスは真っすぐというか少々こじらせてしまっていますね(^^;)。
まあ、同じクラスの仲間なので、いつかはそんないざこざも解消されると良いですね。
さて、明日は自由行動日ということで、今日はあとは寮へ帰る際に、2年の先輩に遭遇しました。
遭遇した先輩は、以前会ったバンダナの男性の先輩と、新たな顔ぶれとして、黒つなぎの女性の先輩です。
女性の先輩は、アンゼリカというそうで、大きなバイク(?)を乗りこなすカッコいい先輩でした(*^.^*)。
ところで、先月のケルディックでの特別実習での最終日の手配魔獣討伐については、依頼主に報告していなかったのですが、ちゃんと達成となっていました(‐^▽^‐)。
ここで、第2章のタイトルコールです。
第2章 麗しき翡翠の都
日付は、5月23日になりました。
今日は自由行動日ということで、3つの依頼が届いていました。
①旧校舎地価の調査2
②代理教師の要請
③教官用図書の配達
①が必須の依頼なので、まずは②からです。
②代理教師の要請
依頼主は、2年生のクレイン先輩です。
学生寮に行き、話を聞いてみますと、クレイン先輩は急きょ実家に帰ることになったので家庭教師の代理をしてほしい、ということでした。
家庭教師先は、川沿いの邸宅のエミールが生徒で、今日のテーマは導力学です。
教えるに当たって、不安なら図書館で下調べしてから行くと良いというアドバイスをもらったので、せっかくですから図書館へ。
図書館で書棚を調べて見ますと、普通にテキストで導力学以外にもいろんなことが表示されました。
つまりプレイヤーがちゃんと学ばないといけないようですね(^^;)。
それなりに勉強して、いざ邸宅へ行き、家庭教師をします。
生徒のエミール君は礼儀正しい子です。導力学を教えていますと、エミール君から3つの問題が出されましたので、図書館での本に書いてあったことを基に回答しますと、何とか正解できたようでした(^^)。
ちゃんと教えることができたようで、これで依頼完了です。
次は、③教官用図書の配達です。
依頼主は、ケインズ書房の店主です。
トールズ士官学院の教官から図書の注文を請けて、図書を用意できたのはいいのですが、注文書を紛失してしまって、誰にどの図書を届ければよいのか分からなくなってしまったそうです。
ということで、リィンは学院や街に点在する教官たちに図書を届けに行くことになりました。
預かった図書は5冊です。
図書の配達自体は、教官に話しかければ該当の図書が自動的に選択されるので、教官さえ見つければ簡単でした(^^)。
組み合わせは、
図書館にいたトマス教官 「獅子戦役の謎」
本校舎2階音楽室にいたメアリ教官 「近代美術全集」
屋上にいたマカロフ教官 「新解サイエンス」
教官室にいたハインリッヒ教官 「分析マクロ経済」
学生寮にいたサラ教官 「嗚呼、帝国旅情」
でした。
今回はここまでで、次は残りの依頼をこなすところからです。