今回は、再びメインストーリーに戻ったところからです。
※ エンディングまで駆け抜けましたので、当然のようにネタバレありです。
未クリアの方は、ご注意ください。
そして、かなりの長文ですので、覚悟してください(^^)。
カナンの地への長い道のりを抜けまして、審判の門へ行きます。
ちなみにカナンの地へのメンバーは、
ルドガー、ミラ、ローエン、ガイアス
です。
審判の門では、ビズリーとエルがいまして、ビズリーがクロノスと戦っています。
そこへルドガーたちが到着し、ルドガーがエルを見ますと、何とエルの顔半分が黒くなっています(><)。タイムファクター化が進んでいるようです。その隙を突いて、クロノスがエルとビズリーを黒い球体に閉じ込めます。
クロノス曰く、異空間に閉じ込めたということです。クロノスは、エルをタイムファクター化させようとしているようです(>_<)。
クロノスはルドガーたちに「オリジンは、人間に進化の猶予を与え、その身を焼きながら魂の浄化を続けてきた。だが、貴様らは自らの不浄を顧みず、魂の昇華を想いもせぬ。もうたくさんだ。我は浄化をとめ、オリジンを救い出す」と言います。
クロノスの目的は、人間に加担して苦しんでいる(とクロノスは思っている)オリジンを助けることだったんですね。
ただ、魂の浄化を止めてしまうと、瘴気があふれ出てしまうのですが、クロノスにとってはそんなことは自業自得とばかりに全く気にしません。
クロノスの話では、人間は瘴気により、魂を壊され、マナを生み出すだけの物体となる、しばらくして、クロノスの力で瘴気を封じ込めば、世界は精霊だけのものとなる、ということです。
そして、クロノスとのバトルスタートです。
最初は、普通に戦っていたのですが、クロノスの体力を半分くらい削ったところで、前に戦ったときと同じようにクロノスが時間を巻き戻して、バトルスタート時の状況に戻ってしまいます(ノ_-。)。
ですが、そんなことを2・3回繰り返していましたら、『ユリウスの懐中時計にヒントが・・・』というメッセージが出ました。
早速、アイテム画面から確認しますと「クロノスの時計の針は、お前の槍で止めろ」のメッセージが。
ということで、再びクロノスの体力を削り、時間を巻き戻そうとしているところで、ルドガーを骸殻化させて攻撃しましたら、そのまま倒すことができました(^^)v。
勝利後、まだ諦めないクロノスは立ち上がりますが、そこに「見苦しいぞ、クロノス」と言う言葉と共に、黒い球体に閉じ込められていたと思ったビズリーが骸殻化して現れ、持った槍でクロノスを突き刺すのですが、その槍には何とエルも一緒に突き刺さっているように見えます(>_<)。
それは、エルのクルスニクの鍵としての力を利用して、クロノスに攻撃をするためなのですが、何とも見た目は残酷です(ノ_-。)。
しかし、その攻撃は有効でクロノスは苦しんでいます。
エルは槍から自然と離れて、倒れ込み、そこにルドガーが駆け寄りますと、エルはルドガーに「どうして、ここに?」とか細い声でつぶやきます。ここで選択
L1「エルこそ、なんでいなくなったんだ?」
R1「約束したから・・・な」←
R1を選んじゃいましたが、何だかもう最後のセリフっぽくなってしまいますね・・・。
エルは涙目で「ルドガー」と言い、ルドガーは必死にエルの手を握ります。
うー(><)、泣けてきますねえ(ノ◇≦。)。
ミラがビズリーに「エルの想いを利用したのだな」と言いますと、ビズリーは「クロノスを倒すにはこれしかなかった。だが、この悲劇は無駄ではない。おかげで、精霊から意思を奪い、人間だけの世界を築くことができるのだから。」と言います。
ガイアスが「どうやってオリジンを従わせる気だ」と聞きますと、ビズリーは「従わせる必要など無い。このオリジンの審判自体が、始祖クルスニクと精霊オリジンが契約した一個の精霊術。条件が満たされれば、オリジンはその力を発動せざるを得ないのだ。」と答えます。
そこで苦しそうなエルを見て、ビズリーは「諦めろ。その娘は助からない。オリジンに願えば別だがな」とルドガーに言いますと、エルは苦しみながらも「ダメ、分史世界・・・消さないと」と健気にも言います(´_`)。
ビズリーはそれを聞いて「そう、オリジンが叶えるのは、たった一人のひとつの願いだけ。助ける方法があるとすれば、その娘より先にルドガーか私がタイムファクター化することか。そうすれば、タイムファクターは上限値に達し、進行中のタイムファクター化は解除されるだろう。だが、それでは審判は人間の失格で、全てが終わるだろう」と言います。
そうなんですね。審判の門にはカウンターのようなものがありまして、その数字は999999となっていました。そうか、このカウンターはタイムファクター化した人の数なんですね。
エルはルドガーに「お願い・・・分史世界を消して」と言いますと、ここで選択。
L1「俺は、オリジンにエルを助けてくれと願う!」←
R1「ビズリー、お前の願いを叶えさせるにはいかない!」
ビズリーの願いは『精霊から意思を奪うこと』、そして本来世界のためであれば願うのは『全ての分史世界を消すこと』、ルドガーにとっての願いは『エルを助けてもらうこと』なんですよね。
分史世界問題は、もしかしたら他に方法があるかもしれないので、ここはL1で。
多分R1でも同じだったかもしれませんが、ビズリーは「これまで多くの死を無駄にする気か」と言って、骸殻化するとルドガーたちに襲い掛かってきて、バトルスタートです。
ここではルドガーはいつもの4人パーティでの戦闘ですが、ビズリーの体力を半分以上削ったところで、ビズリーがいきなり秘奥義を発動させて、ルドガーは一気に戦闘不能に(><)。
強制的に画面はバトルからイベントに変わります。ビズリーはルドガーが持っていた懐中時計2つ(ルドガーとユリウスのですね)を壊してしまいますが、そこでなぜかエルの持っていた懐中時計が光りだします。
そして、ルドガーはエルに、エルはルドガーに駆け寄り、2人がエルの持っていた懐中時計に手を合わせますと、2人は光につつまれ、登場したのは骸殻化最終形態となったルドガーです。
このときのルドガーは全身黒を基調とした姿で顔はマスクで覆われているような感じなのですが、登場曲といい、すっかりヒーローモノのような感じでした(^^;)。
さあ、ここからはルドガーとビズリーの一騎打ちとばかりに、バトルスタートです。
ここは、問題なくビズリーに攻撃してダメージを与えていきまして、ルドガーの骸殻化の時間が過ぎたところで、再び4人でのバトルになりますが、いつものように戦っていましたら、最後に再び強制的に骸殻化して、秘奥義みたいなものでビズリーに止めを刺し、バトル終了です。
勝利後、今回のバトルに参加していない仲間たちも追ってきました。ビズリーはなおも立ち上がりルドガーを殴りかかろうとしますが、ルドガーは骸殻化してビズリーを槍で牽制します。
それを見たビズリーが「もう骸殻化するな。お前は時計と直接契約したのだから、タイムファクター化の影響を受けるだろう。そんな強力な力を使っていたら、すぐにタイムファクター化してしまう。」と言います。
何だかんだ言って、やっぱり息子であるルドガーのことが心配なんでしょうね。
そして、ビズリーの胸元が黒くなったかと思うと、苦しみ出します。タイムファクター化が進んでいるようです。ですが、ビズリーは何と自分の胸を強く叩き、タイムファクター化を無理やり押し込めて閉まったようです。ですが、ビズリーは口から血が出ています。
ビズリーは足元がおぼつかない中、審判の門のカウンターの前に行き、「オリジンよ。俺、個人の願いを聞かせてやる。俺の願いは、この数だけお前を・・・」と言って、カウンターを殴りつけました。
そして、ビズリーは倒れてしまいました。
ビズリーは、これまでのクルスニク一族の犠牲が悔しくて仕方なかったのでしょうね(ノ_-。)。
さて、ビズリーが倒れたところで、ルドガーとエルが2人で審判の門のカウンターに手をかざしますと、カウンターは門になっていたようで、その門が開きました。
いよいよ大精霊オリジンとのご対面です。
登場した大精霊オリジンは、白く光っていますが、姿は少年のようです。
オリジンは、ガイアス王のことも知っています。それは、魂を浄化する際に、世界中の情報を得られるからのようですが、オリジン自身が人に興味があるようです。
ミラがオリジンに「早速だが、頼みがある」と言いますと、オリジンは「分史世界の消去と、魂の浄化のことだね?」と言います。
ミラは「お前が限界なら、私も力を貸そう。」と言いますと、オリジンはちょっとビックリした様子で「何千年も瘴気の中で焼かれるんだよ?」と言いますが、ミラは「承知の上だ」と至って冷静です。
ただ、横にいるジュードはちょっとうつむいて辛そうです。
そんなミラを見てオリジンは「君は、本当に人間が大好きなんだね。」と言います。
そこで、まだ消滅していなかったクロノスが立ち上がり「待て。お前たちはまたオリジンに浄化を強要するのか。自分の不始末をオリジンに押しつけているだけではないか。」と言います。
オリジンは「ありがとう、クロノス。ずっとボクを心配してくれてたんだね。」と言って、クロノスの傷を癒しました。
クロノスは「我のことはいい。それよりも、こいつらに己が罪業を思い知らせねば」と言いますと、それに対してオリジンは笑いながら「君のそういうところ、人間にそっくりじゃないか。僕の大好きな人間にね。」と言います。
それを聞いたクロノスは、矛をちょっと収めた感じです。
オリジンは続けて「そして、願いを叶える権利は、そんな人間たちの代表・・・ルドガーとエル。試練を越えて扉を開いた君たちにあるんだよ。2人で一つの願いを決めて。望むなら、タイムファクターを解除することだってできるよ」と言います。
エルは「ダメだよ。分史世界を消さないと」と言います。
ここで、もちろん選択です。
L1「エルを助けてくれ」
R1「分史世界を、全て消してくれ」
うーん、正にここ一番の選択ですね。
エルを助けるには、正直オリジンに頼まなくても、ルドガーがタイムファクター化すれば上限値に達してエルのタイムファクターは解除されるのですよね。
そういう意味ではR1なんでしょうけど、そうするとどうやらオリジンとミラが大変辛い思いをしなければならないようなので、そう考えた末に、
L1「エルを助けてくれ」
にしてみました。
そうしましたら、何とオリジンが「君は世界よりその子を選ぶのかい?分史世界は、放っておいていいの?」と聞いてきます。ここで再度選択。
L1「分史世界は、俺が全部消す!」←
R1「・・・やっぱり、願いで分史世界を消すしかない。エルは・・・」
エルのためなら、がんばってくれるでしょう、ルドガーなら。ということでL1に。
そうしましたら、ガイアスが「待て。お前と残されたエージェントだけで、全ての分史世界を破壊できると思っているのか?」と言ってきます。
うーん、何だかユリウスの最後のときと同じような展開に・・・。
当たり前のように再度選択です。
L1「俺が、なんとかしてみせる」←
R1「・・・やっぱり、願いで分史世界を消すしかない。エルは・・・」
ガイアス王の言葉はかなりキツイものがありますが、現実的な意見ですし、でも、ここはがんばってみます。
が、どこまでも冷静なガイアスは「それでは、結局お前がタイムファクター化するだけではないのか」と言い、さらにミラにまで「それは、誰も救えない選択なのではないか」と言われる始末です(>_<)。
そこに、エルが「ありがとう、ルドガー。でも、ムリしなくていいよ」と笑顔でルドガーに言い、そして、エルはオリジンに向って「お願い、分史世界を消してください」と言います。
オリジンは「エル、本当にいいのかい?」と言いますと、エルは「エルは、ルドガーが消えちゃうのが一番やだから」と言い、それを聞いたオリジンは「わかった。君の願いを叶えるよ。すべての分史世界を消去する」と言って、光ります。
これで、分史世界が消えたようです。
エルは悲しそうな表情のルドガーに「そんな顔しなくていいよ。本物のエルとは、また会えるし。」と言います。
そこで、クロノスがオリジンに寄り添い「今しばらく瘴気は我らが封じよう。だが、我らの審判はこれで終わりではないぞ。」と言って、門は閉じていきました。
そして、エルの胸元が光り出したかと思うと、エルは「ばいばい、ルドガー」と言って、消えてしまいました。
ルドガーの寂しそうな表情と、それを見守る仲間たちがいて・・・
何と、ここでスタッフロールが流れ出しました。
それも何とも悲しい曲と共に。
いやはや、これってもしやバッドエンドってことなのかしら?
どこに分岐点があったのか、必要な条件が満たしていなかったのかは不明ですが(^^;)。
やっぱり借金を完済しなかったから?って、それだけは無さそうですけどね。
ちなみにスタッフロールの後には、アニメムービーが流れました。
内容は、クランスピア社の社長となったルドガーが、秘書のヴェルから「今日の面会の予定者は、リベール商会のラル・メル・マータ」と聞いた途端に、ルドガーは駆け出し、社長室で待っていたラル・メル・マータさんと会うと涙を流して、最後に「Fin」の文字が出て終わりです。
ラル・メル・マータさんは、エルのお母さん、つまり未来のルドガーのお嫁さんということで、ルドガーはエルにまた会えると思って、涙を流した、というところでしょうか。
さて、今回はここまでで、次はより良いエンディング(がきっとあるはずだ)を目指すところからです。
なので、まだTOX2プレイ日記は続きます(^^)。