今回は、
第7章
ボクと魔王が図書館で
からです。
※ネタバレがありますので、ご注意ください。
タイトルからお察しのとおり、エンディング関係です。
そして、最後まで一気に書いていますので、長文です。
ハイランドの村から、新たにかけられた橋を進んでいった先に、世界図書館がありました。
世界図書館までの道のりは、空中に浮く島を渡っていく一本道を進むような感じで、そこで流れるBGM好きです(=⌒▽⌒=)。
さて、世界図書館に入りますと、分類表を記載しているという人が入口にいました。
ちなみに、新規メンバーに入った元幻影魔王ことエプロスですが、ステータスを見る限り、特に目立ったこともなく、むしろ魔力が0という辺りかなり使いにくそうな感じですが、いざパーティに入れて戦ってみたら、エプロスの特色が分かりました。
エプロスは回避能力が高いのですね。とにかく、敵の攻撃がMISSになりやすいです。
攻撃力、防御力、体力とも平均的ですが、攻撃を避けてくれるおかげであまり体力は減りませんので、回復しないですむのが楽ですね。
ただ、上にも書きましたが、魔力0なので、LP(いわゆるMP)が低くなってしまうのは難点ですね(このゲームはメインパーティ3人の魔力の合計値がパーティ共通のMPになるのです)。
しかし、魔力の高いキスリングはパーティに入れるとLPは高くなるものの、キスリングの打たれ弱さと体力の少なさは、すぐに戦闘不能になってしまうので、段々厳しくなってきました。
ということで、世界図書館突入からは、メインパーティは、
主人公
ロザリー
エプロス
にしてみました。
世界図書館の中ももちろんダンジョンになっていましたが、いやあとてつもなく広いですね・・・(>_<)。
ということで(?)、世界図書館のダンジョンの中を彷徨いまして、中々プレイ日記を書けるところまで行けず、日記更新の間があいてしまいました・・・。
時間はかかりましたが、何とか奥まで到達しました(^O^)/。
世界図書館を迷いに迷った結果、パーティ平均レベルは60でした。上がり過ぎですね(^^;)。
途中で、分類を記載する者何人かと話をしたのですが、イマイチ意味が分かりませんでした(^^;)。
さて、最奥で待ち受けていたのはもちろんベーロンです。
ベーロンは、スタン様とロザリーに「お前たち2人、互角の力を奮って刺し違えるがいい。」と言い、2人に何か術を施したかと思うと、スタン様に実体が戻り、ロザリーとスタンさまで戦いを始めてしまいました。
スタンは絶対影の時の方が格好良いですね。
スタン様とロザリーは、いつになくシリアスモードで熾烈な戦いをしています。
そんな2人を見ていた仲間たちですが、エプロスが主人公に「何でもいいから、2人を止めろ。お前にしかできない」と言います。
何をすればと思ったのですが、エプロスがヒントのように「言葉でも何でもいいから・・・」と言っていましたので、試しにこれまで出番の無かったボイスレコーダーを使ってみますと、正解だったようです(^^)。
ボイスレコーダーから流れてきたのは、スタン様とロザリーのこれまでのバカバカしいやりとりの会話です。
それを聞いた2人は、冷静になって、「ベーロンを倒すために来たんだ」ということを思い出してくれました(=⌒▽⌒=)。
この辺りのくだりは、これまでの冒険を振り返るようで、結構グっと来ましたね(:_;)。
戦いを止めてしまったベーロンは逆ギレして「娘のための世界を壊してたまるものか」と言い、巨大な悪魔のような姿に変身し、いよいよベーロンとの対決です(^O^)/。
戦法としては、基本は3人の同時攻撃で、体力が減った者がいたら、エプロスがアイテムで体力を回復し、主人公とロザリーは2人の同時攻撃というものです。
とくに危なくなることもなく、結構あっさり倒すことができちゃいました(^^)。
レベルが高かったということもあるのでしょうが、ところどころで現れてくれたスタン様の「スマッシュ魔王」(主人公の体力が少なくなると、スタン様も1ターンだけ攻撃してくれます)がかなり効いたのでしょうね。
なにせ、スマッシュ魔王のダメージは平均600ダメージですから!
勝利後、ベーロンは「この世界の分類の力は消える。私は開かれる世界の中に、マルレインを探しに行こう。」と言って、去って行ってしまいました。
あれ?てっきりラスボスならお約束の変形バージョンが出てくるかと思ったのですが・・・何とこれで、エンディングに突入でした。
世界図書館が崩れる中、主人公たちは脱出します。
ベーロンを倒した仲間たちはそれぞれ旅立って行きます。
スタン様は執事のジェームスと共に、さらなる邪悪を求めて旅立っていきました。ちなみにスタン様は、ベーロン戦ではわざわざ影に戻ってくれましたが、もうすっかり実体を取り戻しています。
ロザリーは、邪悪を求めて旅立った魔王スタンを追いかけて行きました。
エプロスは、「世界のカギをにぎるのは魔法だと思う。歯車タワーで修行する。」と言って、行ってしまいました。
リンダはというと、何とスタン様からエプロスに乗り換えたようで(^^;)、エプロスに付いて行きました。
キスリングはさらなるオバケの研究を求めて旅立ちました。
ビッグブルは「筋肉ムキムキ養成所を作る」と言って旅立って行きました。
主人公はというと・・・、テネル村の方に戻っていきます。
ここで場面はトリステの町に変わりまして、町の人々が出てきます。
どうやら、トリステの人々も元に戻れたようですね。
そして、トリステの町の路地裏のような所で、オルゴールの音色が聞こえてきたと思ったら、そこにマルレインに似た後ろ姿の少女が建物から出てきて、どこかへ行ってしまいました。
その後は、仲間たちのその後が流れて、最後に、主人公がテネル村にいる場面が出てきます。テネル村は祭りの準備でみんな忙しい様子です。主人公は村役場のお父さんから、自宅から祭り用の食事を取ってきてほしいと頼まれます。
主人公が家に戻ろうとした途中で、妹に会います。妹から「お兄ちゃんを訪ねて可愛い女の子が来てるよ」と言われると、めずらしく主人公は駆け出しまして、家の前まで行きますと、そこにはお母さんと一人の少女がいました。
その少女は、振り返るとマルレインそっくりです。
お母さんは、祭りの食事の準備をしないとと言うと、少女は「わら・・、わたしにも手伝わせてください」とお母さんに頼みます。
お母さんはもちろん、手伝ってくれることを喜び、家に入るよう言います。
そして、主人公はマルレインと手をつないで家に入って行って・・・
スタッフロールのスタートです。
最後に現れた、その少女こそ、正真正銘のマルレイン、ベーロンの娘なんでしょうね。
でも、「わらわ」と言いかけて、「わたし」と言い換える限り、人形のときの記憶みたいなものが残っているのか、人形の姿から主人公たちと旅をしてきたことを見ていたのか、それは結局分かりませんでしたね。
ただ、マルレインはきっと最初はこの世界で普通に遊んでいたのかもしれませんが、いつしか世界の人々に気付かれなくなってしまったのでしょうね。主人公が半透明になったときのように。
父であるベーロンにも無視されて、絶望して、トリステの町にひきこもってしまったのでしょうね。
ですが、そこで主人公たちと人形を通して出会って、主人公に惹かれていき・・・みたいなことだったらいいなあなんて、思いました(*^.^*)。
さて、「ボクと魔王」もこれでクリアです!
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
最初にも書きましたが、「ボクと魔王」は10年以上前というものを感じさせない素晴らしいものですが、強いていえば、ロードが長く感じたのが気になりましたね(^^;)。
でも、そんなマイナス面も埋め合わせるほどの、世界観とキャラクタ、そして全体的にコミカルな登場人物たちの会話に、最後まで楽しませてもらいました(^^)。
続編は出るなら、もうとっくに出ているはずなので、期待はできないのが、残念ですね(ノ_-。)。
今のソニーでは、こういうゲームは作ってくれないだろうなあ・・・。
さて、ボクと魔王のプレイ日記もこれで終わりです。
PSP版FF3以上に短いブロクになりましたね。プレイ時間はそれなりにあったと思ったのですが、意外です。
さて次にプレイするソフトは、考え中です。
今回に続き、据え置き型にするか、前に戻って携帯ゲームにするか・・・。