ペットロス2からの続きです
ダッシュの遺体と対面した時、あまりに変わり果てた姿に、悲しみとショックから少しパニックになっていました。
夏場だった事もあり、すでに死臭があり、あちこちに血がついていました。
あまり細かい描写は控えますが、本当につらい対面となりました。
おそらく車にひかれたのだと思います。
ダッシュの遺体はそのまま荼毘にふしていただきました。
あまりの衝撃に私は立ち直る事が出来ず、毎日泣いて過ごし、夜も眠れず、ご飯もあまり食べれず、日に日に衰弱していきました。
5十数キロあった体重が42キロ近くまで減り、
まさに骨と皮となり、回りからも心配され、今思えば異様な状態だったと思います。
そんな状態が2年ほど続いた頃、実家の姉が犬を買うと言い出しました。
元々実家では雑種の中型犬を3匹家の中で飼っていて、3匹とも15~16歳で寿命を全うして虹の橋に渡っていったので、犬を飼う経験はしっかりとありました。
おそらく姉は、自分たちが犬を飼うようになれば、私が少しでも元気になるのでは?と考えたところもあると思います。
私はその時はまだ、他の犬を飼うという考えはありませんでした。
そして、あるペットショップのホームページにたどり着いた姉が言いました。
「生態価格が凄く安くなっとるわんこがおるよ。一緒に見に行ってみる?」
正直私は全く乗り気はしませんでした。
もし犬を迎えるならば、行き場の無いわんこの里親で。
と、考えていましたし、気持ち的にもまだショックから立ち直れていなかったからです。
なので、とりあえず姉が飼うといっているわんこを一緒に見に行くだけのつもりでペットショップに付き添いました。
しかしそのペットショップでかめ吉と出会う事になりました。
悪質なペットショップの犠牲者だったのです。
続く
