時は無常に流れ行く
既に2024年2月である
リアムの日記にピリオドを打つのに、
こんなにも時間がかかってしまった
彼の死と向き合えなかったからだ
時の2023年11月7日、午後7時38分、
リアムはその生涯に幕を降ろした
4時間にも及ぶ、全身を使っての
荒々しい呼吸を続けた後に、リキ同様に約束通りボクの腕の中で逝ったのだ
地上に産まれ落ちた所は、仮にも好ましいとは言えない混沌とした多頭飼育世界だ
年齢さえもきちんと把握されずに
何とか生き延びた推定6年間、
辛く厳しい年月だったに違いない
それを経て千葉県愛護センターへの収穫
そこで約6か月の期間を生きる
日に日に迫る死を感じながらも
生きることを諦めずにいたリアム
その部屋での少々横暴なボスとの
一騎打ちを闘いリーダーとなる
勿論エサ、オヤツなどは真っ先に食べられる
権利を得たが、
後に並ぶ同志達を気遣い、
自分が食べ終わると直ぐに順番を譲っていたらしい
これらは当時センター職員様のお話であり、
彼がボスで居てくれた期間のその部屋は、
とても穏やかな空間だったとのこと
正に、男。だったのだ
そして「ちばわん様」による引き出しがなされ、預かり様のエルフママ宅に移住
センターからのこれら一部始終を
ブログ閲覧していたリキリアママが
強烈な衝撃を感じ、
その波動がボクにも伝わった
先代リキを亡くし、もう二度と犬との生活はしない、と心に決めていたはずなのに
リアムとの面談訪問を終えた直後には、
ボクら二人の意思は語らずとも決まっていた
ただ、この繋がりを決めていたのは
リアムではなかったのか、、、
リアムが選んでくれたのではないか、、、
そんな事が今では脳裏に浮かび上がる。
保護犬に愛を与えたい、
その気持ちで迎えたのに、
その熱意の何倍もの愛をリアムから
与えられてしまったのである
時々発症するテンカン発作、2022年には
4箇所に2種類のガンが発覚し、投薬治療するも肝臓を破壊され、まともに動けなくなった事など、晩年は苦しみを与えてしまった
願い叶うなら、ボクとママで身代わりになりたい、心の底からそう願っていた
しかしそれも叶うはずもなく、
最期の時を迎えることになる
別れの日、早朝から看病していた
ママはどうしても出向かなければ
ならない仕事があり、その間に敬愛する
ヒミママからの心配電話
泣きながら話すママとヒミママに対してだろう、普段は全く鳴かないリアムが動かない体を奮わし、
あらん限りの力で吠え続けたという
きっといつも心配や励まし続けてくれた
ヒマママへのお礼の雄叫び
そして間もなく離れるママへのさようならと感謝の雄叫び、間違いない
この動画は今でもボクには観ることができないでいる
1時間の空白からボクがリアムの
傍らに居た
4時間にも渡る最期の死に様、
全力を使い果たすその姿は見事としか
形容出来ない
ロウソクの灯が消える様に、
一瞬更に強く息遣いをして段々と
弱まるリアム、、、
リアム!リアム!リアム!、、、
何度泣きながら繰り返しただろう
思い切り強く抱き上げ、
ボクらの息子になってくれて有り難う、
愛してる!
その言葉しか出てこない
やがて呼吸を止め、天に昇ったのだ、
ボクの腕の中で、、、
生あるものは全てに終焉がある
ママとボクにも訪れるその時までのお別れ
だかどうやって生きていこう、、、
リアム亡き後
二人にとってリアムが全てであった
笑顔で生き続けて!
リアムとリキからの言葉が聞こえた様に
感じた
リアム、
ただひたむきに諦めることなく生き貫き、
そしてママとボクに、命ある限り生き続けることの尊厳を伝える為に、
貴方ならこんな言葉を
最期に発したのではないか
リアム、この生涯に一片の悔いなし。

リキリアパパ、リキリアママ
2024年2月
























