コロナ禍で 和田先生は自分の患者さんに

マスコミで言われている言葉を信じ うちで自粛していると

歩けなくるからマスクをして散歩をしてくださいネと

 

それでも一部の人は外出しなくなり コロナにはかからないけれど

足腰が弱ったり 他の病気がでたり 認知症が進んでしまったのです

和田医師の言うことが  すべて正しいとも言えません

大学病院の専門医が云うことが すべて間違いでは無いです

 

しかし高齢者になったら 大学病院の専門医ではなく

地域の町医者の方がいいと 和田先生は思っているそうです

 

 

専門医は 高齢者を見る経験が少なく 

高齢者医療の基本がわかっていない可能性があるからです

高齢者治療の基本は 個人に見合った診療をすることです

特に70歳 80歳を過ぎた人の場合はそれが必要です

 

年を取るほど 体の状態や身体機能は個人差が大きくなるからです

例えば同じ薬を飲んでも 効く人もいますが だるさやふら付き

眠気などの症状が出てしまう人もいます

 

 

高齢者診療の基本をわかっていない医師や 患者を観察しない医師に

とっては 検査の数値が頼りです

薬を処方して正常値にすることが 健康だと考えているわけです

このような治療が 体にダメージを与えることは明白です

                            80歳の壁(和田秀樹)より