重要文化財の旧生方家住宅。
沼田城址公園にあります。
沼田城址公園はちょっとしたテーマパークのようになっていて、楽しいところです。
生方家は17世紀末期頃に建てられたとされています。
ちょうど休みで中には入れませんでしたが、生方家の外観上は長野県などに見られる本棟造に共通しています。ただ、本棟造は2層部分の屋根の端部が1層の壁面上部に付くようにして三角形を構成しますが、ここでは2層部分は五角形となっています。そのためか、説明には本棟造はありません。
石置き屋根というのが、個人的にはなんともそそられます。日本民家園にも石置き屋根の長野県の三澤家住宅が移築されていて、斜面から全体を見渡せるような位置にあるので、その眺望を含めて楽しんでいます。しかし、ここは石置きの屋根を見られるところが少ないのが残念です。それと、沼田市はかなり内陸の場所ですが、石はこんなに丸みがあるのかと思いましたが、検索しているとそれなりに削られて丸みはありそう。