これを初めて見たときには、とても驚きました。
宮崎市平和台公園にあるでかい塔です。
「八紘之基柱(あめつちのもとはしら)」が正式名称とのことです。
「八紘一宇」というのは、神武天皇が奈良県の橿原で即位された
際の勅語の一節「八紘を掩いて宇と成さんこと亦よからずや」という
建国の理想からきているそうです。(By wiki.)
第二次世界大戦後は、「平和の塔」と改称されたそうですが
今でも「八紘一宇の塔」と呼ばれています。
礎石に使用された1789個の石材は、多くの団体からの
提供によるものとのことです。
紀元2600年とあります。
これは、昭和15(1940)年の皇紀2600年を示したものです。
つまり、初代天皇の神武天皇が即位したとされる年から
2600年を経たという意味です。
その記念事業として、昭和14年5月に着工、昭和15年11月に
竣工しています。
造形は、臼杵出身の彫刻家・日名子実三氏です。
ドアは、緑青が出ているので、扉も欄間も銅で製作されていることがわかります。
昭和39年の東京オリンピックの聖火リレーは
この「平和台公園」がスタート地点となっています。
昭和39年9月9日午後7時到着
同 年9月10日午前9時出発
住所:宮崎県宮崎市平和台公園
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