二重螺旋(らせん)構造の奇妙な建築として知られる「さざえ堂」です。


この建物は、面白いです。


正式には、「円通三匝堂」(えんつうさんそうどう)といいます。



いろいろずかん

さざえ堂は、1796年に会津若松市の飯盛山に建立されたもので

平成8年に重要文化財に指定されています。


木造で、六角形平面の三層の建物です。



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道中です。


会津さざえ堂公式サイト  によると

かつては2重螺旋のスロープに沿って西国三十三観音像が安置されており

参拝者がさざえ堂を昇降することで、三十三観音参りができるようになって

いたとのことです。


けれども、明治政府になってもともとお堂を有していた神仏習合の正宗寺は

廃寺となり、神道を信仰するにあたって神仏分離令によって

三十三観音像は撤去されたのとのことです。


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頂部。


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正宗寺の住職であった僧郁堂(いくどう)が考案したとされて

います。とっても変わった風貌です。


一度見に行かれることをお勧めします。




拝観料   大人 400円  大学・高校生 300円  小・中学生 200円
拝観時間 夏期 8:15-日没 ( 4月~11月)   冬期 9:00-日没 (12月~3月)
年中無休


福島県会津若松市一箕町八幡滝沢155
0242-22-3163

白虎隊記念館の近くです。