長野県の発電所第二段です。
新開水力発電所は、JR木曽福島駅から約4kmの位置にあります。建屋は新しいですが、水圧鉄管の接続部にあるゲートの建屋は、外壁は更新されていますが、大正8年の竣工時のものと推測されます。
御岳発電所は、JR木曽福島駅から約10kmの位置にあります。建屋は、昭和16年に建てられ、設計・施工は大同電力株式会社が行っています。
三尾発電所は、JR木曽福島駅から約7kmの位置にあります。建屋は、昭和38年築で、比較的古いタンクが残っています。
常盤発電所は、JR木曽福島駅から約6kmの位置にあります。建屋は、昭和16年に建てられ、設計・施工は大同電力株式会社です。
与川発電所は、JR十二兼駅から約3kmの位置にあります。建屋は、大正15年に建てられ、設計・施工は新美電力株式会社です。
須原発電所は、JR須原駅から約2kmの位置にあります。建屋は、大正10年6月着工、翌年5月竣工で、設計・施工は大同電力株式会社です。
長野県には、この他にもまだまだ発電所が残っています。
見学に一番いい時期は、真冬です。雪もあって寒いですが、木々には緑がなく、枯れているので、写真などが撮りやすいなどの利点があります。
ただし、雪があるときに対象とする建物が白いと、写真全体が白く光で飛んでしまうので気をつけましょう。
建物を撮るときには、カメラは28~24mmの広角レンズが最適です。通常は、35mmくらいです。
20~14mmでも構いませんが、魚眼に近くなるので学術的な写真としては問題ありです。
建築写真は、正面、側面など相対して、カメラは地面と平行にし、撮影するというのが報告書などに使用する写真の基本です。