光合成UP

今回のレビューは、
光合成UPです。

 

 
 
購入先:日海センター
価格:\2,160
成分:
Fe:5000mg/l
Ca:1000mg/l
Mg:1000mg/l
 
50Lの飼育水に対し、1ccでFeを0.1mg/l増とのこと。
使い始めの1週間は、2cc/週で様子を見ていましたが、
現在は、4cc/週の添加量にしています。
 
 
水槽飼育水に不足がちとなる、微量元素(主にFe)を補給する目的で導入。
私の水槽は、魚主体でサンゴを入れていませんが、
リン酸塩を減らす効果があると聞き、使ってみました。
原理は、リン酸塩と鉄分が結合してリン酸鉄(FePo4)となり沈殿するのだそうです。
 
効果は、2週間目で現れました。
添加前、2mg/l有ったリン酸塩が0.5mg/lに減り
はっきりと茶ゴケが付かなくなりました。
始めは、予想以上の結果に驚きました。
 
 
 
全容量200mlなので、私の環境ではこれ1本で50週約1年使用できる計算です。
月あたりで計算すると、\180/月以下のランニングコストです。
大量換水で対応する方法とコストを比べると、
人工海水のコストより、かなり安いと言えます。
(換水はリン酸対策だけで行う訳では無いですけどね) 
 
 
この商品を使う前、園芸用に買っていたメネデールを添加していましたが、
小瓶200mlを2週間でほぼ全量入れたにも係わらず、リン酸塩の減少は確認出来ませんでした。
 
不思議に思い、製造元に問い合わせをしたところ、
メネデール原液のFe濃度は、40~45ppmで、
飼育水50LのFe量を0.2mg/l増すには、1回辺り
メネデールを200ccも添加する必要が出てくる計算です。
これは、お徳用の2L大瓶を調達しても、
\1,000/月のランニングコストとなってしまいます。
ちなみに、メネデールは園芸用も水草用も成分は全く同じなのだそうです。
販売チャンネルの違いで容器のラベルを変えているだけとのことでした。
 
 
沈殿して蓄積していくリン酸鉄は、
定期的な底床のクリーニングでヘドロ類と一緒に
水槽外に排出する程度で十分とのことでした。
リン酸は全くの悪者では無く、3大必須肥料のひとつなので、
生体の生命活動にも必須の元素ということでした。
 

 

 


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