「あんたがたいしょう」と私 | 「弁護士 立石量彦」 公式ブログ

「あんたがたいしょう」と私

阿南の弁護士の立石です。


ブログを開設して,早速,役に立つ法律知識を書いていこうと思ったのですが,急ぎコメントすべきことができてしまったので,今回はそれについて書きます。


「あんたい」の愛称で親しまれたJRTラジオ「あんたがたいしょう」

http://www.jrt.co.jp/radio/antai/index.htm  

がこの9月で最終回を迎えるらしい。


「あんたい」はリスナーから送られてくる家族や学校などの楽しい話題などを中心に,パーソナリティーの遠藤彰良さん,佐藤旬子さん,桂七福さんが軽妙なトークで楽しませてくれるというもの。
30年近くも続いてきた全国でもおそらく異例の超・長寿番組だ。


実は僕は,この番組とは浅からぬ縁がある。


僕があんたいを聴き始めたのは,小学生の頃だった。
今からもう20年以上も前のことだ。

中学の時に「JRT学生選抜カラオケ大会」に出場したことから,あんたいとの関わりは急速に深くなった。
1度目は腰ミノを着けた友人と,自作の楯や刀で戦ってたのが初出場で(←これはカラオケか?),2度目は女装して,当時人気があったWINK「淋しい熱帯魚」を無表情に歌った。
いずれにせよ,全く最低である。
しかし,何故かそれが受け,番組でも「坂東君と立石」(立石だけ呼び捨てなのがポイント)というコーナーめいたものまででき,何度か番組にも出演させていただいたりした。

また,七福さんの「頑張れー」(分かる人には分かる)をテープにとって,何度も何度も繰り返し聞いて,そのサブリミナル効果で,無事東大にも現役合格することが出来た。


大学に入って,東京で初対面の人から「徳島の立石って,あのラジオの?」と聞かれた時には驚いた。聞けば,関西圏では四国放送が受信できるらしく,彼はそのラジオを聴いていたというのだ。徳島に帰省したときに,遠藤さんと旬子さんにそのことを誇らしい気持ちで報告したことを思い出す。


弁護士になってからも,「おはようとくしま」出演時など,遠藤さんとお話させていただく機会があった。また,裁判所の職員の方にも,有名リスナーの方がいらっしゃることを知り,何度かあんたいの話をさせていただいた。僕の人生は,あんたいとともにあり,御三人さん(番組ではパーソナリティーの方々をこう呼びます)とともにあった。あんたいは,何時までも続くような気になっていた。


このたびの放送終了は,「もう決まったこと」とのことである。とりわけ,我々のようなオールドファンには寂しい限りだが,これだけの番組を終わらせるのだ。関係者の方々が,悩みに悩んだ上での結論のはずだ。そのお気持ちを察したい。

最後になりましたが,スタッフの皆様と,パーソナリティーの遠藤彰良さん,佐藤旬子さん,桂七福さんに,心から感謝の言葉を申し上げたいと思います。
今まで本当に,ありがとうございました。